毎年夏が来ると、どこからともなく湧いてくる『蚊』に悩まされますよね...。皆さんは、どのように対策をしていますでしょうか?
今では、便利な虫除けグッズがたくさん販売されていますが、それでも古くからある渦巻きタイプの蚊取り線香を使っているという方も多いかもしれませんね。
私自身、あの夏を感じるどこか懐かしい香りが大好きで、夏の時期にはよく使っています。
ただ、思い返してみると、我が家では基本的に屋外でしか使ったことがないんですよねぇ。例えば、
- 庭の掃除をするとき
- 玄関を開けっ放しにして物を出し入れするとき
などなど。
香りはとても好きなのですが、なんとなく部屋の中で使うのはマズイような気がしまして...。ですが、もし使ってもOKということであれば、是非とも使いたい!
ということで、蚊取り線香は部屋の中でも使えるのか調べてみました。
本日は私が調べた結果をシェアしたいと思います。どうそ最後までお付き合い下さいませ〜
蚊取り線香は部屋の中で使える?
まず結論を申しますと、蚊取り線香を部屋の中で使うのは...
- 全然OKです!
いやぁ、そうと知っていればもっと早くから使っていれば良かったですねぇ。
あっ、ただし!使用に際していくつか注意点がありますので、それを順番に見ていきましょう〜
締め切った部屋で使うのは危険!
まず、1つ目の注意点は締め切った部屋では使わないことです。
まあ、たしかにそう思ってしまいますよね(汗)
蚊取り線香の煙には『ピレスロイド』という物質が含まれているのですが、これが蚊の神経に作用し体を麻痺させることで殺す仕組みになっています。
で、このピレスロイドは基本的に人には無害なのですが、長時間吸い続けると
- 目
- 鼻
- 喉
などに痛みを感じることがあるらしいんですよねぇ...(汗)
実際、蚊取り線香を販売している金鳥のHPにもこのように書かれています。
使用上の注意
しめ切った部屋で長時間使用すると、目・鼻・のどなどに刺激を感じることがあります。
また、締め切った部屋で使うと、壁や天井がヤニで汚れる可能性もありますので、やはりできるだけ窓を開けた風通しの良い部屋で使うのが望ましいと思います。
と言っても、夏場ってクーラーを付けて締め切ってしまうことが多いですよねぇ。なので、そんな時はこまめに換気するか、もしくは蚊取り線香は諦めて『蚊がいなくなるスプレー』に頼ってしまいましょう。
ペットの種類によっては影響を受けるかも!?
続いて、2つ目の注意点はペットへの影響です。
先ほど、『ピレスロイド』は人間には無害と言いましたが、実は動物には影響があるんですよねぇ...。で、具体的にどんな動物に影響を与えるかと言いますと、魚類・両生類・爬虫類・昆虫類などです。
つまり、
- 金魚
- カメ
- カエル
- カブトムシ
- スズムシ
などを飼っている方は、同じ部屋で蚊取り線香を使ってはいけません。蚊を殺すと同時に大切なペットにもダメージを与えてしまいますからね(汗)
- ちなみに...
虫に効果があるということは、「もしかしたらゴキブリにも効くんじゃ?」と思った方もいるかもしれませんね。
そんな方はこちらの記事をどうぞ!
その一方で、蚊取り線香は哺乳類・鳥類には害はありません。
ですので、
- 犬
- 猫
- インコ
などを飼っている方は、同じ部屋で蚊取り線香を使えますよ!ただし、その場合でも先ほど説明した通り、締め切った状態では使わない方がよろしいかと思います。
燃えやすい物の近くに置かない!
3つ目の注意点は、燃えやすい物の近くに置かないことです。まあ、これは火を扱う上では当然と言えば当然なんでけどねぇ(汗)
ただ、これはもしかしたら私だけかもしれませんが、蚊取り線香ってイマイチ燃えてるというイメージが無いんですよね。
いや、もちろん燃えているのは分かっているのですが、火を上げているわけでもなくただ煙が出ているだけなので、どうしても危機意識が薄れてしまうんです...。
なので、外で使うときもつい草の上に置いてしまったり(汗)
ということで、部屋で使用するときにはしっかりと注意を払って
- カーテン
- 衣服
などの燃えやすい物の近くに置かないようにしたいですね。蚊を殺すつもりが家ごと燃やしてしまってはシャレになりませんから(汗)
さて、ここまで室内で蚊取り線香を使う際の3つの注意点を説明しました。とりあえず、この3点に気をつければ部屋の中でも安全に使えるということですね!
効果が薄いと感じたらここをチェック!
実際に部屋の中で使ってみたら「あれ?思ったより効果が薄いかも」と感じることがあるかもしれません。
そんな時は以下のポイントをチェックしてみましょう!
- 部屋の広さに対して適切な数を置いているか
- 適切な場所に置いているか
- 古すぎるものを使っていないか
順番に解説していきますね。
蚊取り線香の数は大丈夫?
1つ目のポイントは蚊取り線香の数ですもしかしたら、効果を実感できない方は部屋の広さに対して、蚊取り線香の数が少ないかもしれません。
では、どれくらいの数が適当かと言いますと、一般的には
- 6畳に1つ
とされています。
なので、それ以上の広さの場合は、数を増やしてみると効果が期待できる可能性がありますよ!
置く場所も重要!
皆さんは、蚊取り線香を置く場所って意識していますか?もしかしたら、特に気にせず隅の方に置いている方も多いかと思います。
ですが、より効果的に使いたいのでしたら
- 風上に置くのがベスト
です。
理由はとても簡単で、この方がより短時間で部屋中に煙が回るからです。
例えば、部屋の窓とドアを開けていて風の通り道が出来ている場合、風下に置いても部屋の中に煙が行き渡らないですからねぇ(汗)
ということで、置く場所を変えるだけでも効果があると思いますよ!
相当古いものは要注意...
もし、何年も前の蚊取り線香を使っている場合には、ひょっとしたら効果が薄れている可能性もあります。
と言いますのも、金鳥HPのQ&Aにこのように書かれているんですよねぇ。
以前に買った金鳥の渦巻がでてきたのですが、使えますか?
金鳥の渦巻に明確な使用制限はありませんが、通常の部屋で保管されていたものであれば少なくとも3年経ったものでもご使用いただけます。金鳥の渦巻は長期保管しても大幅に効果が低下することはありませんが、大部分が天然植物原料から構成されているので、なるべく早めにお使い下さい。
要約しますと、
- 明確な使用期限はない
- 3年以内なら大丈夫
- でも、できるだけ早めに使ってね
ということですね。
なので、もし5年以上前のものを使用している場合などは、もしかしたら若干効果が薄れているかもしれませんので、新しいものを購入しましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。蚊取り線香を部屋の中でも使えるのか?について解説してきました。
最後にもう一度要点をまとめますと、
ただし、
- 締め切った状態では使用しない
- 虫や魚などのペットのいる部屋では使用しない
- 燃えやすい物の近くに置かない
などの注意が必要。
ということでしたね!
私は、夏は基本的にクーラーをつけて部屋を締め切ってしまうのですが、今年は扇風機 + 蚊取り線香の組み合わせで、思いっ切り夏を感じてみようかと思います。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。少しでもお役に立ちましたら幸いです。