皆さんは、「ゆうパック」で荷物を送ったことがありますか?私は「ゆうメール」か「定形外郵便」で送ることが殆どなので、ゆうパックの送り方がさっぱり分からなくて。
ただ先日、サイズの関係上どうしてもゆうパックで送らなくてはいけない事になってしまって。。しかも着払いで。
初めてのゆうパックで、それも着払い。何をどう準備したら良いのか全く分からなかったので、郵便局に駆け込んで、局員さんに手取り足取り教えてもらいました^^;
そしたら、思いのほか簡単に送れたんですよね。その後も何度かゆうパックを着払いで送っていますが、特に困ることもなくスムーズに送れています!
もしかしたら、かつての私のように、ゆうパックを着払いで送りたいけどやり方が分からない!という方もいるかと思い、本日はその方法を徹底的に解説したいと思います^ ^
ゆうパックを着払いで送るための手順
ゆうパックを着払いで送るためには、以下の3つの手順が必要になります!
- 箱や封筒を用意し荷物を詰める
- 郵便局またはコンビニに荷物を持っていく
- 専用の伝票に宛先を記入し窓口で受け付け
この3つの手順を踏めば、誰でも簡単に送ることができますので、ぜひ最後までお付き合い下さい^ ^ それでは順番に解説していきますね〜。
1. 箱や封筒を用意し荷物を詰める
まず、ゆうパックで荷物を送るときは、箱や封筒を自分で用意する必要があります。用意するときにはゆうパックのサイズの制限を超えないように注意しましょう!
ゆうパックで送れるものは、3辺の合計が170cm以内、重さ30kg以内と決められています。
逆に言えば、この制限さえ守っていれば、箱でも封筒でも紙袋でも何でも大丈夫ですよ!ただし、運送の際の揺れや振動に耐えるための最低限の強度は必要ですけどね ^^;
ご自宅にちょうど良い箱がない方は、郵便局でも買うことができますよ。詳しくはこちらのHPを参考にしてみてくださいね^ ^
また、荷物を箱に詰める前に、このようなプチプチで包んでおくとより安心です!
プチプチは100均で購入できますので、こちらの記事を参考に購入を検討してみてください!
プチプチは100均で買える!ダイソーなど主要3社を徹底比較!
荷物を詰めたら、ガムテープなどでしっかりと留め、途中で開かないようにしておきましょう^ ^
2. 郵便局またはコンビニに荷物を持っていく
荷物を詰めたら、郵便局またはコンビニに持って行きましょう!
ただし!全てのコンビニでゆうパックを送れるわけではありません。2018年2月時点で、ゆうパックを発送できるコンビニは、
- ローソン
- ミニストップ
- セイコーマート
- ローソンストア100
の4つです!
なので、こららのコンビニが近くにない方は、郵便局まで持っていくしかないんですよね^^; また、コンビニでしたら毎日営業していますが、郵便局は土日・祝日は休みのところが多いので、事前に確認する必要がありますよ!
3. 専用の伝票に宛先を記入し窓口で受け付け
郵便局またはコンビニに荷物を持ち込んだら、そこで専用の伝票に宛先を記入します!
ゆうメールや定形外郵便でしたら、封筒に直接宛先を記入できるのですが、ゆうパックは専用の伝票に記入しなくてはいけないので、少し手間がかかりますね^^;
ゆうパックの伝票には
- 元払い用
- 着払い用
の2つがあります!
今回使うのは、赤色の着払い用の伝票なので、間違えないように気を付けてくださいね!
伝票は、郵便局でしたら入り口付近もしくは窓口の近く、コンビニでしたらレジの近くに置いてありますよ^ ^もし見当たらなければ、店員さんに「ゆうパックの着払い伝票はありますか?」と聞いてみてください。
伝票をもらったら、必要事項を記入していきますよ〜。郵便局でしたら、窓口と反対側に伝票を記入するスペースがあると思いますので、そこで書いちゃいましょう!
伝票はパッと見るとごちゃごちゃしていて分かりにくですが、記入するのは以下のA・B・Cの3箇所だけです。伝票は複写になっていますので、重ねたまま書きますよ!
まず、Aの部分にはお届け先の
- 郵便番号
- 住所
- 名前
- 電話番号
を記入しましょう。
続いてBの部分には自分の
- 郵便番号
- 住所
- 名前
- 電話番号
を記入してください。
最後にCの部分には
- お届け通知の有無
- 配達希望日
- 配達希望時間
- 品名
を記入します。
お届け通知というのは、荷物が相手のもとに届いたら、それをハガキで知らせてくれるサービスのことです。もし、荷物が無事に届いたことを知りたい場合には「必要」を丸で囲みましょう!
配達希望日は、特定の日にちに届けてほしい場合に記入します。原則として配達予定日から起算して10日以内の日を指定することが出来ますよ!
配達予定日はこちらの日本郵便のHPで確認できます。
ゆうパックは、悪天候や交通事故の影響がない限り、基本的には差し出した翌日か翌々日には相手に届きます。なので、とにかく最短で届けてほしい場合には、希望配達日は空欄にしておけば大丈夫ですよ!
配達希望時間帯は、
- 午前中
- 12時〜14時
- 14時〜16時
- 16時〜18時
- 18時〜20時
- 20時〜21時
の6つの時間帯から選ぶことができます。相手が仕事を都合上、夜しか家にいない場合は時間してがとても便利ですね^ ^
次に品名を書くのですが、できるだけ詳しく書かないとダメなんですよね^^;
例えば、
- ×日用品 → ◯衣類、筆記用具
- ×雑貨 → ◯食器、ぬいぐるみ
- ×小物類 → ◯財布、アクセサリー、CD
- ×ギフト → ◯ゲームソフト、ネクタイ
- ×食品 → ◯お米、うどん
とう感じです。もし「日用品」や「雑貨」という書き方だと、飛行機に載せられないので届くまで日数が余計にかかってしまいます...。
この他にも日本郵便の規定により、飛行機に載せられないものが幾つかありますので、詳しくはこちらの日本郵便のHPでご確認ください!
さて、ここまで記入できましたら、荷物と一緒に窓口へ持って行きましょう〜。
荷物と伝票を差し出して「これをゆうパックでお願いします」と言えば、局員さがサイズを測り料金を計算してくれます。
配達希望日を空欄にしておくと、「配達日はどうなさいますか?」と聞かれると思いますので、「最短でお願いします!」と答えれば大丈夫です^ ^
あとは、局員さんが手続きを進めてくれますので、伝票の一枚目の「ご依頼主控え」を受け取っておしまいです!ご依頼主控えは、相手に荷物が届くまで捨てずに取っておきましょう。
手順の補足
さて、ここまで
- 箱や封筒を用意し荷物を詰める
- 郵便局またはコンビニに荷物を持っていく
- 専用の伝票に宛先を記入し窓口で受け付け
という3つの手順をご説明しましたが、一点だけ補足があります。
先ほど、「荷物を郵便局かコンビニに持ち込んでから伝票を記入する」と説明しましたよね。ただ、伝票は郵便局やコンビニで記入しなくても、自宅へ持ち帰ってから記入することもできるんです。
なので、
- 箱や封筒を用意し荷物を詰める
- 郵便局かコンビニで伝票を貰ってくる
- 自宅で伝票を記入する
- 荷物と一緒に郵便局かコンビニに持って行く
という手順でも大丈夫です^ ^
ただ、これだと郵便局に2回行く必要があるんですよね。なので、何度か発送する予定があるなら、前もって3,4枚貰っておくと手間が省けますね。
また、時間帯によっては伝票を書くスペースが混雑しているかもしれませんので、事前に自宅で書いておくと郵便局でスムーズに手続きを進められると思いますよ!
さて、ゆうパックを着払いで送る手順を解説したところで、次は「集荷」というサービスの解説をします。この集荷サービスを利用すると、郵便局やコンビニに行かなくても荷物が送れますよ!
便利な集荷サービス
ゆうパックで荷物を送るときには、基本的には郵便局かコンビニ持ち込む必要がありますが、局員さんが荷物を取りに来てくれる「集荷」というサービスがあるんです!
なので、
- 郵便局やコンビニが近くにない
- 荷物が重いので、持って行くのが大変
という方には、大変ありがたいですよね^ ^
事前に連絡しておけば伝票も持ってきてくれるので、本当に自宅から一歩も出ることなく荷物を送れてしまいます。こんな便利な集荷サービスですが、お値段なんと無料です!
ただし、デメリットもあるんですよね...。
集荷サービスのデメリット
無料で荷物を取りに来てくれるので、大変便利なサービスなのですが、一点だけデメリットがあります。
それが、持ち込み割引が適応されないということです。
持ち込み割引とは、自分で荷物を郵便局またはコンビニに持ち込んだ場合に送料が割引される制度のことです。
荷物1つにつき120円割引されます。
集荷サービスを依頼した場合は、この持ち込み割引が適応されません。なので、持ち込んだ場合よりも送料が120円高くなってしまうというデメリットがあります...。
ただし、例え120円高くなってしまっても、先ほど説明した通り、
- 郵便局やコンビニが近くにない
- 荷物が重いので、持って行くのが大変
という場合にはとても便利なサービスなので、利用価値は大いにあると思います!
さて、ゆうパックを着払いで送るための手順、そして便利な集荷サービスについて解説してきました。お次はゆうパックの送料について説明したいと思います!
着払いなので、送料を支払うのは相手側ですが、事前に金額を知らせておく必要があるかもしれませんので、ここで確認しておきましょう〜。
ゆうパックの送料
ゆうパックの送料は、荷物のサイズとお届け先までの距離で決まります。
初めに、ゆうパックで送れる荷物は、3辺の合計が170cm以内と言いましたよね。ただし、3辺の合計が170cm以内であれば全て一律料金というわけではなく、細かくサイズ区分があるんです。
具体的には、
- 60サイズ
- 80サイズ
- 100サイズ
- 120サイズ
- 140サイズ
- 160サイズ
- 170サイズ
の7つの区分があります。※60サイズとは3辺の合計が60cm以内
このサイズ区分とお届け先までの距離で送料が決まる仕組みになっています!
例えば、
- 東京 → 東京
- 東京 → 沖縄
に送る場合を比較してみると、こんな感じです。
東京 → 東京 | 東京 → 沖縄 | ||
60サイズ | 690円 | 60サイズ | 1290円 |
80サイズ | 900円 | 80サイズ | 1510円 |
100サイズ | 1120円 | 100サイズ | 1730円 |
120サイズ | 1340円 | 120サイズ | 1940円 |
140サイズ | 1560円 | 140サイズ | 2160円 |
160サイズ | 1780円 | 160サイズ | 2370円 |
170サイズ | 2070円 | 170サイズ | 2710円 |
一番小さな60サイズを県内に送る場合は690円で、これがゆうパックの最安値です。
同じ60サイズでも、県内に送る場合と遠方に送る場合では、料金がけっこう違いますね!ただ、重さの制限は一律30kgまでなので、重たいものを送るときはゆうパックが便利です^ ^
ゆうパックの料金は、こちらの日本郵便のHPで簡単に調べることができますよ。ご自身の送り先までの料金を実際に調べてみくださいね^ ^
さて、ゆうパックの料金についてご説明しましたので、最後に相手側の処理の仕方を確認しておきます!
相手側の処理の仕方
まず、ゆうパックを着払いで送る場合には、必ず対面でのお受け取りとなります!
留守にしていた場合は、郵便受けに不在票が投函され後日再配達をお願いする形になります。なので家を留守にしがちが方は、事前に送り主にその旨を伝えて、時間指定をしておくと良いでしょう!
そして、実際に送料を支払うときなのですが、
- 現金
- 切手
のどちらかで支払うことができます!※クレジットカードでは支払えないのでご注意ください
切手で支払えることを知っている方は、意外と少ないかもしれませんね。 ただし!切手で支払った場合はお釣りが出ません。
なので、切手と現金を併用して払うと良いかと思います^ ^
最後に
いかがでしたでしょうか。ゆうパックを着払いで送るための3つの手順を解説しました!
最後にもう一度要点をまとめますと、手順は以下の3つ。
- 箱や封筒を用意し荷物を詰める
- 郵便局またはコンビニに荷物を持っていく
- 専用の伝票に宛先を記入し窓口で受け付け
注意点としては、
箱を用意するときは、3辺の合計が170cm以内に収まるように気をつける。
ゆうパックを発送できるのは、郵便局もしくはコンビニ。
コンビニは以下の4店舗。
- ローソン
- ミニストップ
- セイコーマート
- ローソンストア100
ゆうパックの伝票は
- 元払い用
- 着払い用
の2種類があるので注意。
荷物を持ち込まなくても、「集荷サービス」を利用すれば、局員さんが荷物を取りに来てくれる。※ただし持ち込み割引(120円)が適応されないので注意。
という感じです!以上最後まで読んでいただきありがとうございました!少しでも参考になりましたら幸いです^ ^