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履歴書の学歴はいつから書くの?小学校から書くのはNG!?

投稿日:2017年12月5日 更新日:

アルバイト、就活、転職。

何にせよ、新しく仕事を始めるときは「履歴書」を書きますよね。

ただ、履歴書を書くにあたって、「学歴をいつから書けば良いか分からない」という方が、けっこう多いようです。

お気持ちわかります。

私もそうでしたので ^^;

学生時代のアルバイトや、新卒で就活していたときは、履歴書を書くのが本当に苦手でした。

就職指導の先生も言ってることがバラバラでしたし...。

というわけで本日は、

  • アルバイト
  • 就活(新卒)
  • 転職

それぞれのケースで、学歴はいつから書いた良いのか解説していきます。

また、学歴を書く上での注意点についても最後に触れますので、そちらも合わせてご覧ください。

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実は決まりはない?

はじめに結論を言いますと、明確な決まりはありません。

これは驚きですよね。

でも、だから人によって意見が違うわけですね・・・納得。

とは言え、決まりがないから「じゃあ、面倒くさいから最終学歴だけでいいや」というのはダメですよ ^^;

決まりはなくても、一般的な書き方というのはありますからね。

なので、「とりあえず、こう書いておけば間違いない」という書き方を紹介していきます。

学生のアルバイトの場合

まず、高校生や大学生のアルバイトですが、これは「小学生から書く」というのが一般的です。

その理由ですが、履歴書は基本的に「学歴」「職歴」を同じ欄に書きます。

で、高校生や大学生の方って、職歴がないですよね。

なので、例えば高校卒業から書くと、空欄が多くてスカスカに見えてしまうんです。

というわけで、空欄を埋めるという意味で、小学生から書いておきましょう。

また、面接官と小学校が同じだと、そのことが面接の話題になったりもするので、やはり書いておいて損はありません。

※1つ注意点として、

  • 小学校・中学校は「卒業」のみ書く
  • 高校・大学は「入学」「卒業」どっちも書く

というのが一般的です。

なので、例えば高校生なら

大学生なら

このように書くと良いでしょう。

就活生(新卒)の場合

続いて就活生の場合ですが、「小学校」もしくは「中学校」から書くのが一般的です。

小学校から書いたら変じゃない?と思われる方もいるかもしれませんが、面接でマイナス要素になることはありません。

先ほども説明した通り、新卒の大学生は基本的に職歴がありませんよね。

なので、空欄を埋めるという意味で、小学生から書いて問題ありません。

ただ、アルバイトと比べると、面接での小学校の重要度は下がりますので、書かなくても大丈夫です。

つまり、これに関してはどちらでもオッケーです ^^;

※1つ注意点として、アルバイトの履歴書では最後の行を「在学中」としましたが、新卒の場合は「卒業見込み」とします。

転職の場合

最後に転職の場合ですが、このときは「中学高」「高校」から書きます。

理由はこれまでと全く同じで、転職される方は、職歴がありますよね。

なので、学歴を長々と書いて、職歴が書けなくなってしまうのはマズイわけです ^^;

転職の面接では、学歴よりも「卒業してからどんな仕事をしてきたか?」の方が重要視されますので、きちんと職歴を書くスペースを残しておきましょう。

また、中学校と高校の使い分けですが、

  • 職歴が沢山ある → 高校卒業から
  • 職歴がそんなにない → 中学卒業から

このように区別すると良いと思います。

例えば職歴が少ない場合は、以下のように中学卒業から書き始めると良いですね。

学歴を書く上での諸注意

「学歴はいつから書くか?」について説明しましたので、次は実際に書く上での諸注意を紹介したいと思います。

主に以下の5つです。

注意点
  1. 最初の一行目は「学歴」と書く
  2. 学校名は正式名称で書く
  3. 学校名を省略しない
  4. 大学は学部・学科まで書く
  5. 年号は統一する

最初の一行目は「学歴」と書く

学歴・職歴の欄の一行目には「学歴」と書きましょう。

意外と忘れてしまうことが多いです ^^;

また、「学」と「歴」の間を1マス開けると、全体的に見栄えが良くなりますよ。

学校名は正式名称で書く

学校名は正式名称で書きましょう。

例えば、

  •  ×悪い例 神奈川県立〇〇高校
  • ○良い例 神奈川県立〇〇高等学校

など。

学校名は省略しないで書く

学校名は省略せずに、書きましょう。

例えば、

  • ×悪い例 同校 卒業
  • ×悪い例  〃   卒業
  • ○良い例 神奈川県立○○高等学校 卒業

など。

私はこのミスを何度もしていました ^^;

つい書くのが面倒くさくて「同校」や「〃」で済ませてしまうんですよね。

ただ、実際にはこれ、とても失礼なようです。

以後、気をつけます(←...。)

大学は学部・学科まで書く

これは基本的なことですね。

  • ×悪い例 〇〇大学 入学
  • ○良い例 〇〇大学△△学部□□学科 入学

年号は統一する

履歴書を書くときは、年号は西暦(2018)、和暦(平成30)どちらでも良いことになっています。

ただし、どちらか片方に統一しましょう。

また、数字の後に「年」「月」などの漢字を書く必要はありません。

くれぐれも経歴詐称は止めましょう...。

最後に、経歴詐称についてのお話を少しさせていただきます。

と言うのも、今の時代って転職活動が割と当たり前なので、履歴書を書く機会も多いです。

で、どうも経歴詐称をされてる方が、少なからずいるようなんですよね ^^;

例えば、

  • 働いてもすぐに辞めた
  • 入社と退社を何度も繰り返した
  • 資格が少ない
  • ブランク(空白期間)がある

こういった経歴があると「面接に不利かも...。」と思い、ついつい嘘を書いてしまうんですよね。

具体的には、

  • 退職日を偽る
  • 持っていない資格を書く
  • いくつかの職場を1つにまとめる
  • 中退を卒業と書く

など。

お気持ちはわかります。

私も褒められた経歴ではないので ^^;

ただ、こういった嘘はきっとバレてしまいますし、バレた後も大変なことになります。

これに関しては、以下の記事で詳しく解説していますので、見てみてください。

履歴書に嘘の職歴を書いたらバレる?もしバレたらどうなるの!?

まとめ

履歴書の学歴はいつから書くの?について解説しました。

最後にもう一度まとめますと、いつから書くのか明確な決まりはない。

ただし一般的には、

  • 学生のアルバイトの場合・・・「小学校」から
  • 新卒の場合・・・「小学校」もしくは「中学校」から
  • 転職の場合・・・職歴の多さによって、「中学校」もしくは「高校」から

でしたね。

「決まりがない」というのは、やや腑に落ちないかもしれませんが、ここで紹介した書き方ならまず問題はありませんので ^^;

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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