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若干と弱冠の違い!意味を知らずに使っている人は要注意!

投稿日:2018年3月16日 更新日:

先日、友人と食事に行く約束をしていたのですが、体調が悪くなり断ってしまいました。

で、その時にこんなLINEのやりとりをしたんですよね。

ごめん、明日のご飯なんだけどさ、弱冠体調が悪いから別の日でも大丈夫?

友人
全然大丈夫だよ!お大事にね〜! あっ、ちなみに「弱冠」じゃなくて「若干」ね笑

あっ、間違えた笑

 

えぇ、もちろん分かってましたよ。ただ、「じゃっかん」と入力したら検索候補の一番上に「弱冠」が出てきたので、つい押してしまっただけなんです。はい。(汗)

 

とは言いつつ、この2つの言葉をどう使い分けたら良いのか分からなかったので、若干体調が悪い中

  • 若干
  • 弱冠

の違いを調べてみました。
本日は私が調べた結果をシェアしたいと思います!どうぞ最後までお付き合い下さいね〜

 

「若干」と「弱冠」の違いは?

まず最初に結論を言いますと、若干と弱冠の違いは、

  • 若干・・・数量程度に対して使う
  • 弱冠・・・年齢に対して使う

ということです。

 

 

基本的に、弱冠というのは年齢に対してのみ使う言葉です。なので、先ほどの私の場合は、体調の悪さの程度を言おうとしたので、若干が正解ということになるんですねぇ。

 

 

では、それぞれの言葉の意味や語源を、より詳しく説明していきますね♪

 

 

若干の意味

まずは、若干の意味を確認しましょう。

困った時には広辞苑ということで、さっそく引いてみました。

 

じゃっかん【若干】

1. それほど多くはない、不定の数量。いくらか。そこばく。

2. (副詞的に)多少。いささか。

広辞苑 

 

 

ふむふむ。

1つ目の意味は、それほど多くはない不定の数量ですか。なんとも曖昧な言い方ですねぇ(汗)

 

おそらく日常的によく使われるのは、若干名という言葉ではないでしょうか。

 

私個人のお話をさせていただきますと、就職活動をしていた頃、

  • 採用人数:若干名

と書かれている求人票を見ては、「いやっ、若干名って何人なのよ!?」と何度も心の中でツッコんだ記憶がありますね。まあ、回答としては「それほど多くはない不定の数量」ということなんでしょうけれど...。

 

そして、採用人数が若干名の求人に応募した時は、もれなく若干名から漏れていたので、若干名という言葉にトラウマのある私です。

すみません、話が逸れました。

 

 

続いて、2つ目の意味の多少・いささか。

これは冒頭で私が使った、「若干体調が悪い」のように程度を表す使い方が一般的ですね。

 

私が学生の頃、毎日のように

  • 若干眠い
  • 若干疲れた
  • 若干だるい

と言って、授業へ意識の低さを全面に出している友人がいましたねぇ。

先生は若干怒っていましたけど。

 

 

とりあえず、若干の意味は、

  • それほど多くない不定の数量(数を言うとき)
  • 多少、いささか(程度を言うとき)

の2つだと分かりましたね!

 

 

では、ここで若干という言葉の語源を見てみましょう〜

 

「若干」の語源

まず、「若」という字には、「〜のようだ。〜のごとし。」という意味があるんです。

そして、「干」という字は、数字の「一」と「十」に分解できますよね。

 

つまり、若干とは本来、

  • 一のようでもあり、十のようでもある

とうい意味があったんですよね。要は、具体的は数は分からないけど、1〜10の間のどれかということです。

 

 

ただ、先ほど説明した通り現在は1〜10の間に限られず、それほど多くはない不定の数量を広く表す言葉として使われています。

うーん、若干という言葉には、便利だけど曖昧でややこしい印象も持ってしまいますね^^;

 

では、次に弱冠の意味を確認しましょう!

 

弱冠の意味

こちらも広辞苑の力を借りました。

 

じゃっかん【弱冠】

1. 男子の二十歳の異称

2. 年の若いこと

広辞苑

 

 

ふむふむ。

まず1つ目の意味は、男性の二十歳の異称なんですね。

 

ただ、この意味は現在ではほとんど使わないような気がします。だって普通は二十歳の人のことは「はたち」って言いますからねぇ。

 

  • 父「お前もようやく二十歳(はたち)になったか〜」

とは言っても、

  • 父「お前もようやく弱冠になったか〜」

なんて、まず言わないですもんね^^;

 

 

で、おそらく一般的に使われるのは、2つ目の「年の若いこと」という意味の方かと思います。

 

よく聞くのは、

  • 弱冠15歳でプロになる
  • 弱冠30歳で社長になる

などですよね!

 

1つ注意点としては、プラスの意味の時に使うというのがあります。つまり、若くして何かしらの功績を残したときですね。

なので、

  • 弱冠10歳なんだから世の中のこと知らないのは当然だよ

のような使い方はあまりしませんね^^;

 

また、若いという意味があるので、

  • 若干15歳で〜

という間違いもけっこう多いので気を付けましょう。とにかく年齢のことを言うときは「弱冠」を使いますからね!

 

では最後に、弱冠の語源を見てみましょう。

 

弱冠の語源

弱冠という言葉が生まれたのは、古代中国だと言われています。

 

当時の中国では20歳の男性を「弱」と呼んでいました。

「弱」という時には、「弱い」以外にも「若い」「幼い」という意味があります。

 

そこから20歳の男性を「弱」と呼んだと考えられています。日本では20歳からは大人なんですけどね^^;

 

で、20歳になった男性には冠をかぶせていたんだそうです。

 

そこから、二十歳を意味する弱冠という言葉が生まれたんです!

 

ただ、先ほど説明した通り、今では20歳という意味ではほとんど使われず、そこから転じた「歳の若いこと」という意味が一般的になったというわけですね。

 

最後に

いかがでしたでしょうか。若干と弱冠の違いについて解説してきました!

 

 

最後にもう一度要点をまとめますと、

 

 若干と弱冠の違いは、

  • 若干・・・数量程度に対して使う
  • 弱冠・・・年齢に対して使う

です。

 

それぞれの意味は、若干は

  • それほど多くない不定の数量(数を言うとき)
  • 多少、いささか(程度を言うとき)

弱冠は、

  • 男子の二十歳の別称
  • 歳の若いこと

です。

ただし、男子の二十歳の別称という意味は、今はあまり使われておらず、歳の若いことという意味が一般的。

 

ということでしたね!

 

 

この記事を読んで若干と弱冠の違いを、若干でも分かってもらえたら嬉しいです。以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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