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バレンタインはいつから日本で始まった?歴史を詳しく解説

投稿日:2017年10月20日 更新日:

2月14日といえば、もちろん「バレンタイン」

クリスマスと並ぶ国民的な行事の一つとして、おそらく知らない人はいない日ですよね。

今ではバレンタインといえば、皆さん「女性から男性にチョコを渡すもの」という認識だと思いますが、どのようにして今のようなバレンタインになったのかご存知でしたか。

また、初めてバレンタインチョコが発売されたのはいつ頃だと思いますか。

今日は、バレンタインの歴史や変遷について書いていきたいと思います。

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日本最古のバレンタインチョコ


日本で初めてバレンタインチョコが売られたのは、いつ頃だと思いますか。

なんと今から80年以上前の1932年(昭和7年)です。

発売した会社は「モロゾフ」という洋菓子メーカーでした。

モロゾフの創業者は、アメリカン人の友人から「2月14日に贈り物をする」という欧米の習慣を教えてもらったんだそうです。

ですが、この時はほとんどチョコは売れませんでした。

けっこう値段が高かったんですよね。

それでも、モロゾフは諦めずに4年後の1936年(昭和11年)、英字新聞の「ジャパンアドバタイザー」に日本初となるバレンタイン広告を掲載しました。

"あなたの愛しい方にチョコレートを贈りましょう"というキャッチコピーの広告だったようです。

ですが、これもあまり世間には広まりませんでした。

1936年頃といえば、2.26事件が起こり、それを皮切りに第二次世界大戦へと発展していく時代。

長引く戦争が国民の生活に影を落とし、バレンタインとかチョコレートとか、それどころではなかったと思われます。

ですが、日本初のバレンタインチョコもバレンタイン広告も、どちらもモロゾフによるものです。

・日本初のバレンタインチョコの販売・・・1932年(昭和7年)

・日本初のバレンタイン広告の掲載・・・1936年(昭和11年)

ちなみに、この時はチョコを贈るといっても、まだ「女性から男性へ」ではなく、お互いに贈り合うとうい感じだったようです。

「バレンタインは女性から」というイメージができるのはずっと後のことです。

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チョコは女性から男性へ


初のバレンタインチョコが発売されてから26年後。

戦争も終わりしばらく経った1958年(昭和33年)

「メリーチョコレート」という会社が、2月12日〜14日の3日間、新宿の伊勢丹でバレンタインチョコの販売をしました。

このとき行われたのが、 "バレンタインには女性から男性へチョコレートを贈りましょう" というキャンペーンで、これが現在のバレンタインの習慣の起源だと言われています。

社員の一人が、パリに住む友人から「パリでは、2月14日はバレンタインデーといって花やカード、チョコレートを贈る習慣がある」ということを教えてもらい、これをなんとかチョコレートの販促にできないかと考えたところ、このキャンペーンを思い付いたそうです。

ですが、残念ながらキャンペーン中の売り上げは、50円の板チョコが3枚と20円のメッセージカードが1枚で、わずか170円でした。

そもそも、誰もバレンタインというものを知らなかったんですよね。

それでも、メリーチョコレートは諦めず、翌年1959年(昭和34年)もバレンタインチョコを販売します。

そして、二度目の販売では、より「バレンタインは女性から男性に思いを伝える」というイメージを持ってもらうために、ある工夫をします。

それが、

・チョコをハート型にする

・チョコの上に自分と相手の名前を書けるようにする

・ "女性が男性に1年に1度愛の告白ができる日" というキャッチコピーで売り出す

でした。

そもそも、「メリーチョコレート」が女性をターゲットにしたのには理由があり、一つはデパートは男性客よりも女性客が圧倒的に多こと。

もう一つは、その頃の日本はアメリカのウーマン・リブ運動の影響を受けていて、女性が恋愛の主導権を握ろうというムードがあったこと。

この2つです。

結果的に、このキャンペーンは女性の心を掴み、メディアなどで次々と取り上げられました。

現在のバレンタインへ


1959年(昭和34年)にメリーチョコレートがバレンタインチョコを販売して以降、様々なお菓子メーカーやデパートによって、バレンタインのキャンペーンは加速していきます。

1960年、森永製菓が「愛する人にチョコレートを贈りましょう」と新聞広告を掲載。

1965年、伊勢丹がバレンタインのフェアを開催。

1968年、ソニープラザがバレンタインをフェアを開催。

また、バレンタイン用のチョコを買うと、当時は大変貴重だった腕時計をプレゼントするというキャンペーンまであり、とにかく各社がバレンタインに力を注いでいました。

1970年代前半になるとチョコの売り上げが急速に増加し、主に小学校高学年から高校生の間で、バレンタインにチョコを渡すという習慣が広がります。

その後、「日本チョコレート・ココア協会」が、2月14日を「チョコレートの日」として制定し、1970年代後半には、現在のように広く定着しました。

今では、友人に贈る「義理チョコ」、女性の友達に贈る「友チョコ」、男性から女性に贈る「逆チョコ」、自分のために買う「自己チョコ」など、実に様々なものがありますよね。


いかがでしたでしょうか。

日本国内のバレンタインの歴史について書いてみました。

ちなみに、バレンタインという名前の由来・起源は、なんと古代ローマの時代まで遡ります。

それに関してはこちらの記事をどうぞ。

バレンタインの由来・起源。

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