毎年お彼岸になると多くの方がお墓参りに行くと思います。私自身も家族と必ず行くのですが、毎年のように
あれ?今年のお彼岸って何日だっけ?
と疑問に思ってしまうんですよね。
節分や七夕であれば、日にちが固定されているので覚えやすいのですが、お彼岸は年によって日にちが変わる上に、春と秋の2回あるので余計にこんがらがってしまい...
ということで、少し気が早いですが2019年の春・秋それぞれのお彼岸の期間を調べてみました。本日は、カレンダーを使いながらサクッと確認したいと思います!
2019年のお彼岸はいつ?カレンダーで一発チェック!
ではさっそく、春・秋それぞれのお彼岸の期間を伝えしますね。
まず、春のお彼岸は...
2019年3月18日(月)〜3月24日(日)
そして、秋のお彼岸は...
2019年9月20日(金)〜9月26日(木)
となっています!
私も同じこと思いました。来年になったら間違いなく忘れちゃってます。ですので、何か覚えやすい方法はないかと探していたら、物凄く簡単な方法がありました。
↑上のカレンダーをもう一度見てもらうと分かるのですが、それぞれお彼岸の期間中に
- 春分の日
- 秋分の日
という2つの祝日がありますよね。
で、お彼岸というのはこの2つの祝日を真ん中の日として前後3日間と決められているんだそう。
つまり、お彼岸の期間が分からない時は、カレンダーに書いてる春分の日・秋分の日を探して、その前後3日間(合計1週間)と判断すれば良いわけですね^^
ちなみに、お彼岸の期間の中でも特に
- 最初の日・・・彼岸の入り
- 最後の日・・・彼岸の明け
と呼ぶそうですよ。
さて、2019年のお彼岸の日程がわかったところで、なぜ春分の日・秋分の日の頃なのかその理由を解説したい思います。
雑学として知っておくと、よりお彼岸への理解が深まるかと思いますよ!
なぜお彼岸は春分・秋分の頃なのか?理由は太陽の方角にあった!?
まず、そもそもお彼岸とは何をする日なのかご存知でしたか?それは、お墓参りに行くことからも分かる通り、ご先祖様に感謝する日です。
で、古くから仏教の教えでは、亡くなった人は悩みや煩悩のない『極楽浄土』という世界に行くと考えられていました。
この極楽浄土は、私たちの住んでいる世界から遥か西の方角にあると言われているんです。
春分・秋分の日がそれぞれどんな日か、よーく思い出してみて下さい。きっとピンときた方もいるかもしれませんね^^
そう...
太陽が真東から昇って真西に沈む日です。
一年の中でこういう日は、春分・秋分の2日間しかありません。そこで、昔の人はこう考えわけです。
↓
「つまり、極楽浄土の方角が正確に分かる日」
↓
「つまり、極楽浄土に最も近づける日だ」
そうして、沈みゆく太陽を眺めながら、極楽浄土にいるご先祖様に感謝を気持ちを届けていたわけです。
ですので、昔は真ん中の1日だけがご先祖様に感謝する日で、あとの6日間は自分自身も死後、極楽浄土に行くための修行をしていたんだとか。
と言っても、現在では期間中のどこかでお墓参りに行くのが一般的ですけどね(^^;
できるだけお彼岸の期間中に行くのが望ましいですが、都合が悪くて行けない場合もありますよね。そんな時は仏壇にお線香をあげて、お墓参りは後日でも構わないと思います。
先ほども言いましたように、大切なのはご先祖様への感謝の気持ちですので。
さてさて、お彼岸の日程とその由来が分かったところで、最後にお供え物について解説したいと思います!
お彼岸は何をお供えすれば良いの?
お墓参りに行くときに「何をお供えすれば良いんだろう?」か迷う方もいるかと思います。ですが、これに関しては特に決まりはありません。
ご先祖様が好きだったものをお供えするのが一番だと思いますよ。
ですので、
- お酒
- 果物
- お菓子
など何でも大丈夫です。ただ、そうは言っても一般的にはぼたもちやおはぎが一般的かもしれませんね(^^;
「ぼたもち」と「おはぎ」は全く同じもので、時期によって呼び分けているだけなんですよ。具体的には、
- 春のお彼岸に供えるもの・・・ぼたもち
- 秋のお彼岸に供えるもの・・・おはぎ
↑こんな感じです!これも雑学として知っておくと良いかもしれませんね〜
さて、特にお供えするものに決まりなはということですが、1つ注意点として食べ物を供える場合は放置せずに必ず持って帰りましょう。
腐敗したりカラスに食い散らかされると、周りの迷惑になってしまいますからね。
最後に
いかがでしたでしょうか。2019年のお彼岸の期間について解説してきました!
最後にもう一度要点をまとめますと、
- 春のお彼岸・・・2019年3月18日(月)〜3月24日(日)
- 秋のお彼岸・・・2019年9月20日(金)〜9月26日(木)
↑この通り。
お彼岸の簡単な覚え方は、春分・秋分の日を真ん中の日として、その前後3日間(合計1週間)。
ということでしたね!
お彼岸の覚え方もわかってことですし、今後は迷うことなくお墓参りに行くことができそうです^^
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。参考になりましたら幸いです。