こんにちは、管理人のくまです。
先日、こちらの記事で100均のカメラレンズをご紹介しましたが、本日は三脚を取り上げたいと思います!
三脚というと
- 手ぶれを抑えたいとき
- 長時間の動画を撮りたいとき
- 自撮りをしたいとき
などに役立つカメラグッズですが、実はデジカメ用・スマホ用のものが100均でも売られているんですよ。
ただ、100均と聞くと「ちゃんと使えるの...?」という不安が付きものだと思いますので、実際に購入して使ってみることにしました!
というわけで本日は、100均で売られいてる三脚の
- 種類・サイズ
- 使い心地
- おすすめの三脚
などをじっくりお伝えしていこうと思います。購入を検討されている方は、どうぞ最後までお付き合い下さいませ^^
100均の三脚を徹底解説するよ!
このブログでもはやお馴染みですが、今回も100均の大手である
- ダイソー
- セリア
- キャンドゥ
の3社を調査してみたところ...
どの店舗も三脚の取り扱いがありました!
で、三脚ばかりあっても困るので、どこか一社だけ試そうと思ったのですが、やはり各商品を比較したい欲が湧いてきたので、全部買って使ってみました。
検証している間「こんなに三脚ばかりあってどうすんのよ...?」と、終始自分にツッコミを入れていましたが、ひとまずどれも普通に三脚として使えます。
で、各100均ともそれぞれ
- デジカメ用
- スマホ用
の三脚があったのですが、個人的にデジカメ用のおすすめはこちら。
ダイソー『フレキシブル三脚』。
そしてスマホ用のおすすめはこちら。
キャンドゥ『スマホ用三脚スタンド』。
この2つはどちらも安定性・機能性が優れていて個人的にかなり好印象。正直300円くらい払ってもいいレベルの三脚でした!ということで「とにかく100均でおすすめの三脚が欲しい!」という方は、この2つの三脚を是非。
ただ、人によっては機能性よりも
- 携帯性
- デザイン性
を重視することもあると思うので、より詳しく全ての三脚を解説していきますね。
デジカメ用の三脚を使い比べてみた!
ではまず、デジカメ用の三脚から比べていきましょう。各社のラインナップはダイソーから2種類、セリア・キャンドゥから1種類ずつとなっています!
商品の詳細を表にまとめてみました。
商品 | 長さ(収納時) | 高さ(開脚時) | 重さ | 対荷重 |
---|---|---|---|---|
ダイソー | 17.5cm | 15cm | 45g | 記載なし |
ダイソー | 14cm | 18cm | 30g | 記載なし |
セリア | 14cm | 18cm | 30g | 200g |
キャンドゥ | 11cm | 11cm | 45g | 300g |
長さで比べると、キャンドゥの三脚が非常にコンパクトなので、携帯性重視の方にはオススメですね〜。
ダイソーのデジカメ用三脚 1
まずは私のおすすめ商品でもあるダイソーの『フレキシブル三脚』。
実際にデジカメをセットしてみると...
非常に安定感があります。
足が太く作られているのに加えて、ジョイント部分(人間でいう股関節)がとても丈夫です。100均の三脚でこの安定感を正直驚きました(^^;;
また、この三脚の特徴として、
- 自由雲台
- 足が折れ曲がる
の2点が挙げられます。
まず、カメラの取り付ける部分が自由雲台、つまり自由に角度で固定できるので、このように90度傾けることで
縦位置での撮影ができるんです!
雲台の動きもそこそこ滑らかなので快適。(安物だと動かしにくいんですよね...)
それから、足の関節が自由に折れ曲がるので、このように高さを調節することが可能。
そして、この足の最も有用な使い方がコレ。
そう、手すりなどに巻きつけられるんです。
伸縮タイプの足の場合、どうしても高さの限界が決まってしまいますが、この三脚は近くに木や柱があれば、いくらでも高さが出せます。さらに、少し変な角度で固定してしまっても、自由雲台のおかげできちんと水平を取ることができる優れもの。
私自身、普段からこのタイプの三脚を使っているのですが、100均で売っていたのは本当に驚きでした。そんなわけで全力でこの商品を推したいと思います(笑)
ダイソーのデジカメ用三脚 2
続いて、ダイソーのもう1つのデジカメ用三脚。
こちらは、長さを2段階で調節できるタイプで、いわゆる The 三脚 といった外観ですね。
こちらもカメラをセットしてみると...
一応ちゃんと使えますけど、やや安定性に欠ける感じがしました。おそらく足が細いのと、三脚自体の軽さが原因かと思われます。
この三脚も自由雲台ですので、この通り縦でも撮影ができるのですが、
少しボール部分が動かしづらいです。
1つ目の三脚は割と滑らかにクルクルと動いたのですが、これは変に引っかかる感じがして微妙にストレスを感じてしまいました(^^;;
そして一番に気になったのがコレ。
90度に倒せる部分がちょうど足の向きにあるので、カメラが足に当たってしまうんですよ...。
先ほどの三脚は、このように足の間に倒れる、ぶつかることはなかったのですが。(と言うかそれが普通ですけど。笑)
ということで、普通に三脚としては使えるのですが、やや気になるところも多いという印象です。
セリアのデジカメ用三脚
続いて、セリアで売られていたこちらのデジカメ用三脚なのですが、
ダイソーのと全く同じでした。
購入するときに同じ外観だとは思いつつ、細かな違いがある気がして2つとも買ってみたのですが、
- 雲台が動かしにくい
- やや安定性に欠ける
- 90°に倒すと足とぶつかる
などなど、細かい部分まで完全一致でした。
とういことで、感想としては先ほど同様に「普通に三脚としては使えるのですが、やや気になるところも多いという印象」ですね(^^;;
キャンドゥのデジカメ用三脚
最後にキャンドゥのデジカメ用三脚ですが、
個人的になかなか好印象でした。
と言いますのも、まず安定性がグッドです。
先ほどの表を見てもらうとわかる通り、キャンドゥの三脚は一番小さい割にそこそこ重さがあるですよ。
そうそう。ですので足は細いですが、ずっしりとしていて良い感じに安定してくれるんです^^
そして何より、長さ11cmという携帯性抜群なところが高ポイント!
雲台はないので細かな角度調節はできませんし、高さもそんなにないですが、単純に携帯性だけを考えるなら選択肢に入ると感じました。
ちなみに、足は折れ曲がるタイプなのですが、その短さ故に何かに巻きつけるというのはちょっと厳しそうです。
一眼レフにも使えるの?
さてさて、ここまで各社のデジカメ用三脚を紹介してきましたが、皆さんの中には「コンパクトデジカメ(コンデジ)じゃなくて一眼レフでも使えるの?」と疑問に思った方もいるかと思います。
そこで、試しに500gほどのミラーレス一眼を乗せてみたとろ、
一応すべて乗りました。
ただ、ダイソーとキャンドゥは割と安定したのですが、セリアの三脚は対荷重(200g)を超えているので結構ギリギリな感じがしました。まぁ、はキャンドゥも対荷重(300g)を超えているんですけど。笑
ちなみにこの後、重さ1kgほどのいわゆる一眼レフを乗せてみたのですが全て倒れました。ということでミラーレス一眼は軽いレンズを装着していれば大丈夫ですけど、一眼レフはちょっと厳しいと言えそうです。
とは言え、対荷重が200~300gで設定されている以上、あくまで対象はコンパクトデジカメだと思っておきましょう。万が一一眼レフを乗せて転倒したら悲しいですから(^^;;
スマホ用の三脚を使い比べてみた!
スマホ用の三脚は各社から1種類ずつというラインナップ。
こちらも詳細を表にまとめてみましたよ!
商品 | 長さ(収納時) | 高さ(開脚時) | 重さ | 対荷重 |
---|---|---|---|---|
ダイソー | 18cm | 17cm | 60g | 記載なし |
セリア | 18cm | 17cm | 60g | 200g |
キャンドゥ | 16cm | 26cm | 50g | 300g |
今度はキャンドゥの三脚が最も高いですね〜。
まさに圧倒的。笑
ちなみに、各三脚ごとにスマホをはめ込む部分の幅に差があります↓
- ダイソー・・・55mm ~ 75mm
- セリア・・・・53mm ~ 83mm
- キャンドゥ・・55mm ~ 80mm
数字上の違いはありますが、実際には数ミリ単位の違いなので、そこまで気にする必要はなさそうです。おそらく一般的なサイズのスマホであれば、まず間違いなくはまると思いますよ。(タブレットだと厳しいかも)
それでは、順番に解説していきますね^^
ダイソーのスマホ用三脚
まずは、ダイソーのスマホ用三脚。
実際にスマホをはめてみると...
うん、良い感じです!
足の部分はキャンドゥのデジカメ用三脚と同じですので、それなりに安定感があります。また、スマホをはめる部分のバネも硬すぎず緩すぎずでちょうど良いですね。高さ調節などはできませんが、携帯性という面ではなかなか優れています^^
セリアのスマホ用三脚
続いて、セリアのスマホ用三脚なのですが、
何となく予想はしていましたが、ダイソーと同じものでした(汗)こちらも購入の段階で気がついていたのですが、何か細かな違いがあるかと思い買ってみたのですが...。
強いて言えば、セリアの方が若干バネが硬いように感じたのですが、本当にごくわずかの差ですのであまり気にしなくて良いかと思います(^^;;
ちなみに、ダイソーとセリアの商品はこのように上の部分を外すことで、デジカメ用として使うこともできるんですよ。
そうそう。たしかに見た目はこの通りそっくりなのですが、
足の性能にけっこう違いがあって、それぞれ限界まで広げてみるとこんな感じ↓
キャンドゥはしっかり開いた状態で固定できますが、ダイソーとセリアの三脚は戻ってきちゃうんですよ。やはり、デジカメ専用のキャンドゥの三脚の方が、細かいところまでしっかり作られているということなんでしょうね。
っと、若干話が逸れましたが最後の商品を紹介しますね^^
キャンドゥのスマホ用三脚
最後にキャンドゥのスマホ用三脚ですが、
これはかなり好印象。
まず、何と言ってもその高さ。
足を限界まで伸ばすと全高26cmにもなり、100均の三脚の中で最も高いです。それでいて、スマホをセットする部分が折りたたみ式なので、持ち運ぶときは他の2つよりもコンパクトという(驚)
さらに安定感も素晴らしいです。
デジカメ用で紹介した伸縮タイプの三脚は、どちらも安定性がイマイチだったのですが、この商品は同じ伸縮タイプにも関わらずかなり安定します!
さらにヘッド部分が前後に倒れるので、傾きを作ることも可能。
足を伸ばさなければ、ダイソーとセリアの三脚と同じくらいの高さになりますし、もうスマホ用三脚に関してはキャンドゥ一択と言っても良いかもしれませんねぇ。
あっ、ちなみにダイソーとセリアのスマホ用三脚は、頭を取り外すことでデジカメ用になると言いましたよね。そこで気がついたんですけど、外した頭をデジカメ用三脚につけることができるんですよ。
つまり、この外した部分を...
先ほど私が大絶賛したダイソーのデジカメ用三脚に付けられるです!!
ですので、スマホでもこれができる。
金額的には商品を2個買うので216円かかってしまいますが、個人的には結構アリなんじゃないかと思います。特に旅先でスマホ、デジカメをどちらも使いたい方にはおすすめかと^^
さてさて、ここまで100均の三脚についてあれこれ解説してきましたので、最後に実際に買いに行くときのために売り場をお伝えしたいと思います。
100均の三脚はどこに売っているの?
三脚と言われてもイマイチ売り場がピンとこないですよね。私も全くわからず店員さんに聞いてみたところ電気小物コーナーに置いてありました。
そうですそうです。だいたいどの店舗でも入り口付近にありますので、お店に入ったらすぐに気がつくかと思いますよ。
ただし、店舗の規模によって品揃えが変わりますので、お目当てのものがある場合には事前に確認するのがベターですね^^
最後に
いかがでしたでしょうか。100均の三脚について解説してきました!
いろいろな種類が売られていましたが、
- ダイソーのデジカメ用三脚
- キャンドゥのスマホ用三脚
の2つは本当に良くできた三脚だと思いましたね。正直100均ということであまり期待はしていなかったのですが、良い意味で裏切られました^^
そうですねぇ。だからこそ今後も100均巡りは止められません。笑
というわけで、以上最後まで読んでいただきありがとうございました。参考になりましたら幸いです^^
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