こんにちは、お祭り大好き管理人のくまです。
GW中は全国各地でいろいろなイベントが開催されますが、本日は沖縄県那覇市の那覇ハーリーをご紹介したいと思います。
600年以上前からある伝統あるお祭りで、来場者数はなんと例年20万人以上。GW中の数あるイベント中でも、特に大きな盛り上がりを見せているんだそうですよ^^
私は関東に住んでいるので行ったことはないのですが、現地の友人から『今年も凄かったよ!』という報告を受けては、いつか行ってみたいと思いを募らせております(笑)
で、今年は何とか都合が付きそうなので、現地でもたつかないよう今のうちからお祭りについてあれこれ調べてみました。
ということで本日は、
- 主なイベントの日程
- その他の見どころ
- そもそもハーリーとは?
- アクセス
- 駐車場
などなど、2019年の那覇ハーリーについて私が調べた結果をシェアしたいと思います!どうぞ最後までお付き合い下さいね〜。
主なイベントの日程をチェック!
ではまず、那覇ハーリーの全体の日程を確認しておきましょう。
2019年はこのようになっています↓
日にち | 2019年5月3日(金)〜 5月5日(日) |
時間 | 10:00 〜 21:00 |
場所 | 那覇新港埠頭 |
実はハーリーという行事自体は沖縄県各地で開催されているのですが、その多くが旧暦の5月4日のみ(今年でいうと6月6日)。
ですが「那覇ハーリー」だけは、より多くの方に見に来てほしいという考えから、現在のようにGW中の3日間の開催になったそうですよ。
では、各日程の主なイベントを見ていきましょう!
5月3日(金)
中学生による学校対抗戦
・初日の3日(金)は、中学生による学校別のハーリー競漕が行わます。
往復400mをコースを漕いで、タイムの良かった上位3チームが選出される仕組みで、例年多くの学校が参加して大いに盛り上がるんですよ。
また、白熱するレースもさることながら、会場には先生や生徒、我が子を雄姿を一目見ようと駆けつけた家族の声援が響き渡り、そして表彰式では優勝したチームの歓喜の声、惜しくも敗れたチームの涙で、毎年感動的なドラマが生まれます!
※中学生による学校対抗戦:10:00〜17:45
5月4日(土)
ハーリー一般体験乗船
・4日(土)は、ハーリー一般体験乗船が行われます。
なんと当日会場にいた方は、無料でハーリーに乗ることができるんです! 普段、ハーリーに乗れる機会なんてほとんどないと思いますので、これはとても貴重ですね。
ただし「ハーリー一般体験乗船」は毎年とても人気があるので、乗りたい方はできるだけ早めに会場入りした方が良さそうです ^^;
※ハーリー一般体験乗船:11:00〜16:00(12:30〜13:00は一時中断)
5月5日(日)
御願(ウガン)バーリー・本バーリー
・最終日の5日(日)には、「御願(ウガン)バーリー」と「本バーリー」が行われます!
御願バーリーは、伝統的な衣装に身を包み、ハーリー歌を唄いながら港内を回遊する儀式。海の神様に航海安全、大漁祈願や地域の発展を祈願する意味があるんだそうです。
そして、御願バーリーが終わると、お祭りのメインイベント「本バーリー」が始まります!『那覇』、『久米』、『泊』の3つの地域が競漕して、その年の覇者が決まります。
メインイベントだけに会場には多くの観光客が詰めかけるので、きっとその熱気に圧倒されてしまいますよ!
※御願(ウガン)バーリー・本バーリー:16:40〜17:10
お祭り期間中は打ち上げ花火もある!
那覇ハーリーをさらに盛り上げれくれるのが打ち上げ花火です。
お祭り期間中は毎日違ったイベントがありますが、3日間とも共通して最後に打ち上げ花火が上がるんですよ。
期間:2019年5月3日(金)〜2019年5月5日(日)
時間:20:40〜21:00
こちらの動画で、2017年の打ち上げ花火の様子をご覧いただけます^ ^
※沖縄と言っても夜間は海風で冷え込むこので寒さ対策をお忘れなく。
その他のイベントにも注目!
さてさて、お祭りの中でも特にメインのものをご紹介しましたが、他にも期間中は朝から晩まで何かしらイベントが行われているんです。
例えば、こういったもの↓
- お笑いライブ
- ミュージックライブ
- 子供たちによるエイサー
- 楽器の演奏
- 相撲大会
スケージュールの詳細については、時期が近づいたら公式ホームページで発表があると思いますので、こちらをチェックしてみてくださいね。
また、期間中はお祭りに欠かせない屋台もありますよ。
具体的な内容としては、
- お好み焼き
- 焼きそば
- たこ焼き
などの定番メニューから、沖縄そばを始めとした沖縄料理まで実にさまざま。また、金魚水やダーツなどの屋台もあるので、小さなお子さんもきっと楽しめると思いますよ。
さて、ここまで那覇ハーリーのイベントを一通り解説してきましたので、お次は「そもそもハーリーとはどんなお祭りなのか?」を見ていきましょう。
そのお祭りのことを深く知れば、より一層現地で楽しめますからね^^
そもそもハーリーって何?
「ハーリー」という単語は普段なかなか聞かないと思いますが、実はこれ「爬竜船」のことなんです。
こんなの↓
この船を漕ぎ競うことで、漁の安全や豊漁を願う意味があるんだそうですよ。
で、そのハーリーの歴史なのですが、冒頭でもチラッとお伝えした通り、なんと600年以上も前からあるんです!
14世紀に中国から伝わったのが始まりで、琉球王国の国家的行事として栄えます。
その後、長い歴史の中で何度か廃止されることに...。しかし、1975年の開催された沖縄海洋博を機会に復活し、今では沖縄を代表する行事になりました。
ちなみに、那覇ハーリーで使われる爬竜船は、他地域のものと比べてサイズがかなり大きく、「全長14.5メートル、幅2.1メートル、重さ2.5トン」となっています。
そのため乗組員も
- 漕ぎ手・・・32名
- 鐘打ち・・・2名
- 舵取り・・・2名
- 旗持ち・・・6名
の合計42名体制。(他の地域は、漕ぎ手10名、舵取り1名)
これだけ大きな船を全員が息を揃えて漕ぎ、ゴール目指して突き進んでいく姿はまさに圧巻。
こちらに2017年度の動画を用意しましたので、良ければご覧になって下さい。
それでは那覇ハーリーの歴史がわかったところで、最後に会場へのアクセスや駐車場について解説しますね!
アクセスを確認しておこう!
会場:那覇港新港埠頭
住所:沖縄県那覇市港町1-14
電話:098-862-1442(那覇市観光協会)
会場となる「那覇港新港埠頭」へは、那覇バスターミナルからバスで行けます。バスの路線は「20、23、24、28、29、63、77、110、120」のいずれか。
そして「泊高橋」というバス停で下車し、そこから徒歩10分ほどで会場に到着です。
駐車場はあるの?
もしかしたらお車での来場される方もいるかもしれませんが、残念ながら会場周辺には駐車場はありません。
また、お祭り期間中に臨時の駐車場が設けられることもないので、お車で来られる場合は自分でパーキングを探して停めるしかないんですよね...。
また、周辺のコインパーキングは会場から少し離れた位置にあり、台数も15台〜30台なので必ずしも停められるとは限りません。むしろ、お祭り期間中は3日で20万人以上の方が訪れますので、周辺の道路も含めて大変な混雑が予想されます。
ですので、やはりバスで来るのが絶対にオススメ。
ただ、どうしても車で行く必要があるという方は、こちらのサイトで周辺のコインパーキングを探してみてくださいm(_ _)m
まとめ
2019年の那覇ハーリーについてあれこれ解説してきました。
最後に重要ポイントをまとめておくと、
各日の主ばイベントは以下の通り。
- 3日(金)・・・中学生による学校対抗戦
- 4日(土)・・・ハーリー一般体験乗船
- 5日(日)・・・御願(ウガン)バーリー・本バーリー
その他、3日間ともラストに打ち上げ花火があり、日中は各種催し物がある。
ということでしたね!
それでは皆さん、今年のGWは沖縄で熱く盛り上がりましょう^^
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。参考になりましたら幸いです。