毎日昼食の時間になると、全国各地で多くの方が割り箸を割っていることと思います。もちろんパキッと綺麗に真っ二つに割れる方もいれば、片方が鋭利な竹槍のように割れてしまう方もいるでしょう。
私自身、昔から割り箸を割るのが下手なので、だいたい60%くらいの確率で片方が武器になります。で、そんな時に思うのが
「上手に割る方法はないものか」
です。
まあ、少しくらい変な割れ方をしても、お箸としての機能は十分に果たせるわけですが、やはり綺麗に割れるかどうかは食事中のテンションに多少なりとも影響を与えると思うんですよねぇ。
というこで、家にあった割り箸を割りまくって、失敗しない方法を考えてみました。本日は私が検証した結果をシェアしたいと思います!
合わせて、割り方のマナーについても触れますので、どうぞ最後までお付き合い下さいませ〜
失敗しない方法はコレ!
まず、私が検証した結果をお伝えしますと、割り箸を綺麗に割る方法は...
手で紙を切るように割る
です。
誰でも一度は経験があるかと思いますが、ハサミがない時に紙をこんな感じに切りますよね。
これと同じことを割り箸でもするわけです。
1. まず、割り箸をテーブルの上にセット。(食べ物をつかむ部分は、衛生的にテーブルからはみ出しておく)
2. 割り箸の下から3分の1あたりに隙間を作り、そこに親指を入れる。
3. そして、とにかくゆっくりと開いていきます。この時、人差し指で割り箸を軽くテーブルに抑えるつけるのがポイント。
この方法なら、まず変な割れ方をすることはないと思います。例えば、こんな見るも無惨な割れ方など...。
この方法に至った経緯
初めは普通に手で持って割っていたのですが、綺麗に割れることもあれば酷い割れ方をすることもありました。で、「何でなのかなあ」と考えて、1つ思ったのが
力が分散してるから
です。
つまり、自分では左右に引張ているつもりなのに、実際にはわずかながら前後にも力がかかっていて、それで変な割れ方につながるのではないか、と...。
そこで、前後にかかる力をなくすために、テーブルに抑えつけて割ってみたところ成功率が上昇しました。ただし、それでもまだ失敗する。
そこで、もう1つポイントになると思ったのが、
割るスピード
です。
私は今までどういうわけか「割り箸は素早く割った方が良い」と思っていて、とにかく勢いよく割り、そして竹槍を量産していました。
そこで、「反対にゆっくり割ってみたらどうだろうか」と考え、とにかくゆっくりと割るというより裂くようにしてみたんです。
そしたら、どうでしょう。
綺麗に割れるではありませんか!!
そういうわけで、
- 力を分散させず
- とにかくゆっくり割る
という2つのポイントを押さえたこの方法に行き着きました。
絶対に失敗する割り箸もある!?
さて、今ご紹介した方法であればまず失敗はしないのですが、どんな方法で割ろうとも必ず失敗してしまう割り箸があるんですよねぇ...(汗)
その理由は割り箸の作り方にあって、実は割り箸って丸太を薄くスライスして縦に切ったものなんです。
※作り方を詳しく知りたい方はこちらの動画をどうぞ。
で、丸太を加工してるということは、当然木の繊維がありますよね。
通常、割り箸が割れるときは必ず繊維に沿って割れるのですが、この繊維がバラついていたり中央の切れ目と違った方向に伸びていたりすると、割り箸も変な形に割れてしまうんです(汗)
なので、このタイプの割り箸はハッキリ言って救いようがありません。今回ご紹介した方法は、あくまで救いようのある割り箸を確実に救う方法に過ぎないんですよね^^;
アスペンは木質がやわらかくとても安価なのですが、先ほど説明したように地雷が混ざっている可能性があります(汗)それに対して、竹製の割り箸はとにかく割りやすいというのが特徴なので、意図的に変に割ろうとしない限り、おそらく綺麗に割れるのではないでしょうか。
ちなみに、竹製の割り箸はダイソーでも買うことができますよ!詳しくはこちらの記事をご覧ください。
さて、ここまで割り箸を綺麗に割る方法をご紹介しましたが、マナー的にはどうなのか見ていきましょう!
マナーの観点から見ると...
本日ご紹介した、テーブルに抑えつけてゆっくりと開いて割るという方法ですが、マナー的には...
ちょっとアウト
です(汗)
と言いますのも、割り箸のマナーについて調べてみたところ、行儀の良い割り方は
- 膝上で
- 箸を水平にして
- 上下に割る
らしいです...。
なので、マナー的にはこのように割るのが正解です。
(※画像はテーブルの上ですが実際は膝の上で)
で、ちょっとネットで調べてみたら、この「水平に構えて上下に割る」という割り方が、失敗しない方法として結構紹介されているんですよね。
※その際、下の手は固定しておく
なので、実際にこの方法で何膳か割ってみたところ、確かに綺麗に割れるけど失敗もするという感じでした。
それは、先ほど説明した地雷のせいなのか、自分のやり方が下手なのか分かりませんが、個人的にはテーブルに乗せた方が成功率高いんじゃない?と思いましたねぇ。(マナーを度外視すると)
ただ、人前でするのはやはりちょっとアレみたいなので、皆んなで食事に行く時などマナーが優先されるときは、無難に水平に構えて上下に割る。
家で一人で食べる時など、そこまでマナーを気にしなくては良い場合には、思う存分テーブに乗せて割るというのが良いかと思いました。
また、その他にも普段人前では出来ない割り方を色々と試すのはアリだと思いますよ。
例えば、立ち食いそば屋でありがちな口にくわえて割る方法や、華麗にワンハンドで割る方法などなど。そうして色々試しているうちに、もしかしたらあたなだけの究極の方法が見つかるかもしれませんしね...^^;
最後に
いかがでしたでしょうか。割り箸を綺麗に割る方法を解説してきました!
最後にもう一度要点をまとめますと、
- 割り箸をテーブルに置く(先端ははみ出るように)
- 下から3分の1あたりに親指を入れる
- とにかくゆっくり開く(その際、人差し指で箸を軽く押さえる)
の3ステップ。中でも特に重要なのは『ゆっくり開く』というところ。
ただし、この方法は人までするにはマナー的にやや問題があるので、そういう時は箸を水平に構えて上下に割ると綺麗に割る。
ということでしたね!
たかが割り箸ですが、やはりせっかくなら綺麗に割って美味しく食べたいですからね。皆さんも是非この方法を試してみてくださいね♪
ちなみに、家族に割り箸を綺麗に割る方法知らない?と聞いたら「箸の両端を持って、思いっきり膝に打ち付けたら割れるよ」という斜め上すぎる答えが返ってきて驚きました...。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。少しでもお役に立ちましたら幸いです。