毎年お正月になると、多くのご家庭で
- 門松
- 鏡餅
- しめ飾り
などを飾っているのを見かけますよね!
我が家でも毎年、玄関の前に少し大きめの門松を置くのですが、前々から1つ疑問に思っていたのが
これいつまで飾るの?
です。
子供の頃は「どうせ来年も飾るんだから、このままで良いんじゃない?」なんてバチ当たりなことを考えていましたが、やはり神様を祀る以上は、ちゃんとしきたりに従うべきですよね。
で、調べてみたところ門松はどうやら松の内という期間中飾っておくんだそう。
ということで、さっそく2022年の松の内はいつまでなのか確認していこうと思います!私のように門松を飾っている方、うっかりしまい忘れないようにご注意下さいね〜
2022年の「松の内」はいつまで?カレンダーで一発チェック!
ではまず結論から申しますと、2022年の松の内は...
1月7日(金)まで
です。
基本的には門松は
- 松の内の最終日である7日の早朝
- もしくはその前日となる6日の深夜
のどちらかに片付けるようですが、2022年は7日が火曜日ですので前日のうちに片しておくのが良さそうですね!
ただし!
一般的に松の内は1月7日までなのですが、地域によっては1月15日だったりするんですよねぇ...。
松の内は地域によって異なる!?
まず、一般的な7日までというのは主に関東地方の場合の話で、関西地方では松の内は15日までというのが浸透しているんだそう。
こういうのって全国的に統一されていると思ったのですが、なぜバラつきがあるのでしょう...。
実はもともと、松の内は全国どこでも1月15日までだったんです。そして、その5日後の1月20日に鏡開き(鏡餅を割って食べる)が行われていました。
鏡開きの意味は省略するとして、とにかく順番としては「松の内(15日) → 鏡開き(20日)」というのが超重要。
ところが、徳川家光が4月20日に亡くなったことで、「"20日"は縁起が悪から、鏡開きは11日に変更しよう」となりました。そして、それに伴い松の内も15日から現在の7日に変更。
ただし!
幕府から遠く離れた関西地方では、この変更がちゃんと伝わっておらず、今でも松の内が15日のままというわけなんですねぇ。
この他にも、さらに細く見てみると
- 1月10日まで
- 1月20日まで
を松の内としてる地域もあるんだそう。
これだけ地域性があるんでしたら、日本中探したら一年中飾りっぱなしのとこもあるんじゃないですかねぇ(汗)
とは言え、地域によってこれだけ差があるのですから「とにかく門松は7日に片せば良いんだ!」ではなく、ご自身の地域の習慣に従うのがベターと言えますね。
さて、松の内はいつまでなのか、つまり門松をいつまでに片せば良いのか分かったところで、次に気になるのは
いつから飾れば良いのか?
ですよね!
門松はいつから飾ればOK?
こちらも結論から申しますと、門松を飾るのは...
12月13日以降
となっております。
13日から飾ってOKなのは分かりましたが、これって結構早くないですかね(笑)
もし、12月13日に道を歩いていて、門松を置いてる家を見かけたら「随分と気が早いなぁ。というか早過ぎない!?」と思ってしまいますよねぇ。
ということで、13日以降であれOKということを頭に入れつつも、例年通り年末に飾ろうかと思います(^^;
13日以降であっても12月29日はNG!
その理由は、
- 「29」 → 「にじゅうく」 → 「二重苦」
となり縁起が悪から。
また、
- 12月30日
- 12月31日
に飾るのは「一夜飾り」「一日飾り」と言われ、これも縁起が悪いんだそう...。
つまり、年末に飾るにしても遅くとも28日までには飾っておきたいということですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。2022年の松の内について解説してきました!
最後にもう一度要点をまとめますと、
ただし、地域によっては
- 1月10日
- 1月15日
- 1月20日
などもあるので、ご自身の地域の習慣に従って門松を片付けるべし。
ということでしたね!
お正月飾りの中でも(個人的に)特に重要な門松ですが、いつからいつまで飾って良いのか、その期間をきちんと把握してお正月を迎えたいものですね^^
以上、最後まで読んでいただきありがとうございまいした。参考になりましたら幸いです〜