皆さん、お花見にはもう行かれましたか?まだ行っていないという方は、「弘前公園」へ足を運んでみてはどうでしょう。
ここでは、毎年4月下旬から5月上旬まで「弘前さくらまつり」が開催されます。なんと200万人以上が訪れる全国屈指のさくらまつりなんですよ。
まだ、ゴールデンウィークの予定を立てていないという方は、ぜひ候補に入れてみてください。
本日は、「2018年 弘前さくらまつり」の
- 日程
- 見どころ
- アクセス
- 駐車場
について書いていこうと思います。
日程
期間 | 2018年4月21日(土)〜2018年5月6日(日) | |
会場 | 弘前公園(国指定史跡「弘前城跡」) | |
時間 | 本丸・北の郭 | 4月23日(月)〜5月5日(土) 7:00~21:00 4月21日(土)・4月22日(日)・5月6日(日) 9:00~17:00 |
弘前城植物園 | 9:00~18:00 | |
有料区域 入園料 | 本丸・北の郭/大人310円 小人100円 弘前城植物園/大人310円 小人100円 共通券/大人510円 小人160円 |
2018年の「弘前さくらまつり」は上記の日程で行われます。
例年14日間の開催が多いですが、2018年は100周年記念ということで、期間を延長して16日間になりました。ちょうどゴールデンウィークの時期とも重なるので、きっと多くの方で賑わうと思いますよ。
見どころ
見どころは何と言っても「桜」です。
弘前公園内には、ソメイヨシノを中心に、シダレザクラ、八重桜など、約50種類2600本もの桜があります。
もちろん園内をのんびり歩いているだけでも十分に楽しめますが、さらに桜を満喫するための見どころをいくつか紹介しますね。
私がお勧めする見どころは、以下の5つです。
- 日本最古のソメイヨシノ
- 幻想的なライトアップ
- 桜の絨毯
- 手ぶらで観桜会
- ボートから桜を鑑賞
日本最古のソメイヨシノ
日本で人気の桜といえば「ソメイヨシノ」ですが、これは「エドヒガン」と「オオシマザクラ」の交配で生まれたものです。
江戸時代末期に初めて作られたので、他の種に比べて歴史的に新しく、高齢のものがとても少ないのが現状です。
また、一般的に寿命も短く、およそ60年ほどではないかと言われていました。
ところが、弘前公園にはその常識を覆す樹齢100年以上のソメイヨシノが300本以上もあったのです。
また、その中でも特に古いものは、1882年(明治15年)に旧藩士の菊池楯衛から寄贈されたもので、なんと樹齢130年以上。
現存する日本最古のソメイヨシノです。
そして、園内にこれだけたくさんの高齢のソメイヨシノがあることから、多くの専門家はその管理技術を日本一と称賛しています。
https://blogs.yahoo.co.jp/jiri2929/27961341.html
また、『日本最古のソメイヨシノ』以外にも、特徴的な桜があるので紹介しますね。
『大枝垂れ』
高さ約16m、幹周3.65m。
1914年(大正3年)在弘宮城県人会の寄付により植栽されたもので、園内では最大のシダレザクラです。
『日本最大幹周のソメイヨシノ』
高さ約10m、幹周5.37m。
環境省が実施している全国巨樹巨木林調査により、日本最大幹周のソメイヨシノの認定されました。
『正徳5年のカスミザクラ』
1715年(正徳5年)藩士が京都から桜の苗木を25本持参し城内に植えました。
これは、そのうちの一本です。
高さ約13m、推定樹齢はなんと295年以上だそうです。
紹介した4つの桜の木の場所を地図上で確認しておきます。
『①日本最古のソメイヨシノ』
『②大枝垂れ』
『③日本最大幹周のソメイヨシノ』
『④正徳5年のカスミザクラ』
幻想的なライトアップ
さくらまつりの期間中、園内がライトアップされ「夜桜」を楽しむことができます。
昼間の桜も素敵ですが、闇夜に浮かび上がる妖艶な夜桜も一見の価値ありですよ。
特にお勧めの夜桜ポイントは「西濠(にしぼり)」です。
西濠は、弘前公園の西側の外周を囲んでいます。
夜になると、桜が水面に反射して幻想的な光景を見ることができます。
https://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_E1333586828004/
まさに絶景ですよね。
ライトアップ時間は、日没から22:00までとなっています。
桜の絨毯
皆さんは「桜の絨毯(じゅうたん)」という言葉を聞いたことがありますか。
これは、散った桜の花びらが水面を埋め尽くし、まるで絨毯のように見える光景です。
「死ぬまでに行きたい世界の絶景」に選ばられたことで、近年話題を集めています。
http://kando.jtb.co.jp/detail.html?pcd=119
満開を過ぎ、散り始める頃にしか見ることができないため、その期間は大変多くの方が訪れます。
事前に開花状況を確認しておくことをお勧めします。
開花状況はこちら。
手ぶらで観桜会
「お花見に行ったら、桜の下で美味しい料理とお酒を楽しみたい!」と思う方も多いと思います。
でも、持ち物が増えてしまったり、後片づけのことを考えると、ちょっと面倒くさいと思ってしまいますよね。
そこで、お勧めなのが「手ぶらで観桜会」です。
これは、場所の手配、お弁当・飲み物の準備、後片づけなどを代行してくれるサービスで、毎年人気を集めています。
また、お囃子の演奏をしてくれるサービスもあるんですよ。
これなら、何も気にせずお花見を楽しめますよね。
こちらの動画で、2017年の手ぶらで観桜会の様子をご覧いただけます。
期間 | 2018年4月23日(月)〜5月3日(木) |
時間 | 90分(12:00 スタート) |
持ち物 | なし |
サービス内容 | 弁当、飲み物、敷物、後片づけ、グループごとにお囃子の演奏 |
料金 | 通常コース / 15,000円 極みコース / 30,000円 |
※お申し込みの締め切りは2018年4月6日(金)までとなっています。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
ボートから桜を鑑賞
歩いて見るのも良いですが、ゆったりとボードを漕ぎながら桜を見るのも素敵だと思いませんか。
実は、お祭りの間の期間限定で、手漕ぎのボートが運行しているんですよ。
自分で漕ぐことができるので、お気に入りの桜の木を見つけて写真撮影なんてこともできちゃいます。
特にカップルや家族連れの方には、とてもオススメです。
ボート乗り場は、夜桜のオススメスポットでも紹介した「西濠」です。
こちらの動画でなんとなくイメージが伝わると思います。
期間 | 4月23日(月)〜5月5日(土) |
時間 | 9:00〜17:00 |
料金 | 30分 / 600円 |
※雨天の場合は営業を見合わせる可能性があります。
アクセス
場所:弘前公園
住所:青森県弘前市下白銀町1−1
電話:0172-33-8737(公園内 緑の相談所)
電車でお越しの方
最寄駅は「弘前駅」ですので、まずそこへ向かいましょう。
「東京駅」 → 「新青森駅」(新幹線「はやて」約3時間半)
「新青森駅」 → 「弘前駅」(特急「つがる」約30分)
「大阪駅」 → 「東京駅」(新幹線「のぞみ」約2時間半)
「東京駅」 → 「新青森駅」(新幹線「はやて」約3時間半)
「新青森駅」 → 「弘前駅」(特急「つがる」約30分)
弘前駅からは「100円バス」が運行していますので、それで「市役所前」まで行きましょう。
そこから弘前公園は徒歩約4分です。
「弘前駅」 → 「市役所前」約15分
「市役所前」 → 「弘前公園」徒歩約4分
ちなみに、弘前駅から弘前公園までは歩いても30分ほどなので、のんびり散歩しながら行きたい方は徒歩でも良いかもしれませんね。
車でお越しの方
「東京」 → 「大鰐IC」(東北自動車道 約9時間)
「大鰐IC」 → 「弘前公園」(国道7号線 約30分)
②「大阪」 → 「大鰐IC」(東北自動車道 約15時間20分)「大鰐IC」 → 「弘前公園」(国道7号線 約30分)
駐車場
さくらまつりの期間中は臨時の駐車場が設けられます。
有料のものと無料のものがありますので、ここで合わせて紹介しますね。
有料駐車場
①『弘前市役所』
料金:普通車 / 30分ごとに100円(最初の1時間は無料)
夜間駐車:1泊540円(午後10時から翌朝7時まで)
利用時間:7:00~22:00
②『市立観光館』
料金:普通車 / 30分ごとに100円(最初の1時間は無料)
夜間駐車 / 1泊540円(午後10時から翌朝8時まで)
利用時間:6:00~22:00
収容台数:普通車100台
③『弘前文化センター』
料金:30分ごとに100円(最初の1時間は無料)
夜間駐車 / 1泊540円(午後10時から翌朝8時まで)
利用時間:8:00~22:00
収容台数:普通車110台
④『津軽藩ねぷた村』
料金:1日1,000円
利用時間:5:00〜23:00
収容台数:普通車200台
無料駐車場
⑤『富士見橋』
利用時間:9:00〜18:00
収容台数:400台
⑥『岩木橋』
利用時間:9:00〜18:00
収容台数:500台
地図上に各駐車場の場所を示しておきます。
①弘前市役所(有料)
②市立観光館(有料)
③弘前文化センター(有料)
④津軽藩ねぷた村(有料)
⑤富士見橋(無料)
⑥岩木橋(無料)
いかがでしたでしょうか。
2018年の「弘前さくらまつり」について書いてみました。
これから行かれる方の参考になりましたら幸いです。