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4月1日生まれの学年が1つ上になる理由を分かりやすく説明するよ!

投稿日:2018年3月11日 更新日:

私が小学生だった頃、ずっと疑問だったことが1つありました。

それは、4月1日生まれの子が1つ上の学年になることです。

 

つまり、出席番号は4月2日生まれの子が最初で、翌年の4月1日生まれての子が最後。

 

当時、小学生だった私には、このことが本当に不思議だったんですよね。どうして、4月1日から3月31日じゃないのかな、と。

 

 

大人なり、この疑問はすっかり忘れていたのですが、つい先日小学校の同窓会に参加したことで、当時の疑問がふつふつと再びよみがえってきました。

 

で、自宅に帰って直ぐに調べ、十数年越しの疑問を解決することができました!というわけで、本日は私が調べた結果をシェアしたいと思います!

どうぞ、最後までお付き合い下さいね。

学年が一つ上になる理由

まず初めに結論を申しますと、4月1日生まれの子の学年が一つ上になる理由には、

  • 3月31日に年を取るから

です。

 

え?どういうこと?って思いますよね(汗)

実はこれ、『年齢計算ニ関スル法律』によって決めれているんです。私たちの認識からかけ離れているので、少し理解しづらいかもしれませんね。

 

そして、これともう一つ『学校教育法』という法律の条文によって、4月1日生まれの子の学年が一つ上になってまうんです。

 

法律と聞くと難しいイメージを持たれるかもしれませんが、できるだけ分かりやすご説明しますので安心してくださいね^ ^

 

それでは

  • 学校教育法
  • 年齢計算ニ関スル法律

の2つの法律を順番に見ていきましょう〜

 

学校教育法によると

学校教育に関する決まりをまとめた『学校教育法』というのがあるのですが、その中に今回のテーマに関係する重要な条文が2つありますのでご紹介しますね!

 

 

まず、1つ目の条文。

小学校の学年は、四月一日に始まり、翌年三月三十一日に終わる。

学校教育法施行規則 第五十九条 

 

ふむふむ。

これは、私たちの認識の通りですよね。学年は4月1日に始まって3月31日に終わるものですから^  ^

 

 

では、続いて2つ目の条文。

保護者は、子の満六歳に達した日の翌日以後における最初の学年の初めから、満十二歳に達した日の属する学年の終わりまで、これを小学校又は特別支援学校の小学部に就学させる義務を負う。

学校教育法 第十七条  

 

ちょっと条文が長くてややこしいですね^^;

 

まず、「学年の初め」というのは、1つ目の条文で確認した通り『4月1日』ですよね。

 

なので、この条文は簡単に言いますと、満6歳になった翌日以降に最初に来る4月1日(学年の初め)から学校に行く、ということです!

 

 

ただ、これだと

  • 4月1日生まれの子
  • 4月2日生まれの子

どちらも、6歳になった翌年の4月1日から学校へ行くことになりますよね?

 

 

例えば、2000年4月1日生まれの子の場合は、

6歳になった日・・・2006年4月1日

6歳になった翌日・・2006年4月2日

2006年4月2日以降に最初に来る4月1日 = 翌年の2007年4月1日

 

というふうに。

 

 

 

 

ですが、実際には枠内の考え方は間違いです。それは、最初にチラッと説明した通り、4月1日生まれの子は3月31日の年を取るからなんです。

では、どうして3月31日に年を取ることになるのか。関係する法律を見てみましょう〜

 

年齢計算ニ関スル法律によると

普段、なかなか耳にしないと思いますが、『年齢計算ニ関スル法律』というものがあります。これは、明治35年に施行された法律で、名前の通り年齢計算に関する法律がまとめられています。

 

 

で、その内容がこれです。

  • 年齢は出生の日より之を起算す

年齢計算ニ関スル法律 

 

 

非常に短い条文ですが、要は年齢は生まれた日から数えるよ、ということですね。

 

 

では、例えば4月1日生まれの子が満1歳になるのはいつでしょうか?

正解は、翌年の3月31日です。

 

 

えっ、4月1日じゃないの!?と思いますよね。

確かに誕生日は4月1日なのですが、満1歳というのは生まれてから1年、つまり365日が経ったときです。『年齢計算ニ関スル法律』によると、4月1日が1日目になりますので、365日目は翌年の3月31日になります。

 

なので、4月1日生まれの子が満1歳になるのは、厳密に言うと翌年3月31日の午後12時ということになるんですよね^^;

 

いやー、法律ってややこしいですねえ。

 

 

で、先ほどの学校教育法に話を戻しますと、満6歳になった翌日以降に最初に来る4月1日(学年の初め)から学校に行く、ということでした。

 

もう、ピンと来た方も多いかもしれませんね ^  ^

 

 

つまり、2000年4月1日生まれの子の場合は、

6歳になった日・・・2006年3月31日

6歳になった翌日・・2006年4月1日

2006年4月1日以降に最初に来る4月1日 = 同日2006年4月1日

 

ということですね!

 

一方で、2006年4月2日生まれの子の場合は、

6歳になった日・・・2006年4月1日

6歳になった翌日・・2006年4月2日

2006年4月2日以降に最初に来る4月1日 = 翌年の2007年4月1日

 

というわです。

 

これが、4月1日生まれの子の学年が1つ上になる理由です^  ^

 

どうして前日に年を取ることにしてる?

『年齢計算ニ関スル法律』では、生まれた日を1日目にすることで、年を取るのを誕生日の前日としています。

なぜ、このように紛らわしくしているのでしょうか。それは、2月29日生まれの人のためです。

例えば、誕生日に年を取ることにしてしまうと、2月29日生まれの人は4年に1度(閏年)しか年を取らないことになってしますよね。

そうならないための、配慮なんだそうですよ^  ^

 

 

4月1日生まれは不利?

さて、4月1日生まれの子の学年は1つ上になる、という説明をしました。

これは、ちょっと言い方を変えると、

  • 4月1日生まれ・・・6歳になった途端に学校へ行く
  • 4月2日生まれ・・・6歳になった1年後に学校へ行く

と言えます。

 

 

つまり、4月1日生まれの子はクラスで一番若いとうことになるんですよね。

 

 

ある程度年を重ねると『若い』という言葉はポジティブに聞こえますが、小学生にとってはそうもいないようです。

 

例えばクラス内に

  • 4月1日生まれの子
  • 4月2日生まれの子

がいたとしたら、その2人は生まれてから1年以上も差があるわけです。

 

当然、体格に差が出てきますし、スポーツテストなどを行っても、やはり4,5月生まれの子が結果良いそうです。

そうしたことから、我が子が自信を失くしてしまうのを心配して、4月1日に産むのを避ける母親も少なくありません。

 

 

実際のところ、日本の誕生日ランンキングによると

  • 4月1日・・・2位
  • 4月2日・・・362位

となっていて、4月1日生まれの人は圧倒的に少ないんですよね。

 

※4月1日生まれの人は、学年をどちらにするか選べるというような話をたまに聞くのですが、法律で決まっていうことですので、残念ながら選べません...。

 

最後に

いかがでしたでしょうか。4月1日生まれの子の学年が1つ上になる理由を解説してきました!

 

 

最後にもう一度要点をまとめますと、

4月1日生まれの子の学年が1つ上になるのは、

  • 学校教育法
  • 年齢計算ニ関スル法律

の2つの法律が関係している。

学校教育法によると、満6歳になった翌日以降に最初に来る4月1日(学年の初め)から学校に行かなくてはならない

そして、年齢ニ関係スル法律によると、人が年を取るのは誕生日の前日の午後12時。

この2つ法律から、4月1日生まれの人は、3月31日に満6歳を迎えることになり、翌日の4月1日から学校へ行かなくてはならない。

なので、4月2日以降に生まれた子よりも学年が1つ上になる。

 

と言うことでしたね。

 

私は10月生まれなので、あまり気にしたことがありませんでしたが、4月1日生まれの方にはそれなりの苦労があるんだなと思いいました。

とは言え、境目を3月31日と4月1日したところで、クラス内に1年の差ができてしまうことには変わりないので、なかなか難しい問題ですね...

 

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。少しでもお役に立ちましたら幸いですm(_ _)m

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