生き物の雑学

うさぎの数え方が「羽」の理由!実は仏教の教えが関係していた!?

投稿日:2018年3月25日 更新日:

世の中には変わった数え方をするものが多数ありますが、中でも「うさぎ」はその代表格と言えるかもしれません。

 

おそらく多くの方が、うさぎの数え方は「1羽、2羽・・・」と教わったと思いますが、その理由まで教わった方は少ないのではないでしょうか。

 

小さい頃は、「そういう決まり」として深く疑問を持ちませんでしたが、よくよく考えると鳥でもないうさぎを「羽」と数えるのは、なんとも違和感がありますよねぇ。

 

というわけで、うさぎを「羽」と数えるようになった理由を徹底的に調べてみました!本日はその結果をシェアしたいと思います。

また、現在の生活では「匹」と数える人が多いですが、これは厳密には間違いなのかどうか、合わせて解説したいと思います。ぜひ最後までお付き合い下さいね〜

どうしてうさぎを「羽」と数えるのか?

まず初めに結論を申しますと、うさぎを「羽」と数える理由は、

  • 昔はうさぎを鳥と見なしていたから

です。

 

 

えっ、全く鳥に見えないんだけど!?と思われた方も多いですよね^^; たしかに、どこからどう見ても、うさぎは鳥には見えません。

 

ですが、それでも当時は何とかして、うさぎを鳥と見なす必要があったんですよねぇ。その理由は仏教の教えと関係がありました。

 

 仏教の教えとは?

実は、明治以前は仏教の教えにより、四つ足の動物を食べるのを禁止していたんです。

 

つまり、

  • 鹿

などは、一切食べるのは禁止ということですね。

 

ただし、これだと食べられるのは魚か鶏肉だけになってしまい、かなり食料が限られてしまいます。そこで、当時の人々はうさぎを鳥として扱うことを考えました。

村人A
あー、うさぎ食べたいなぁ。でも、四つ足だがらダメか。

村人B
あっ、じゃあさ、うさぎを鳥ってことにしちゃえば良いんじゃない?

村人A
名案!!

※今では、うさぎは可愛いペットとして定着していますが、昔は重要な食糧源でした。

 

 

ただ、うさぎを鳥と見なすには、それなりの根拠が必要です。

根拠も無しに「今日から、うさぎは鳥ということになりましたー」と言っても、誰も納得しませんから^^;

 

 

では、一体どんな根拠があったのか。これは諸説ありますので、まとめてご紹介しますね!

 

うさぎを鳥と見なす根拠

まず1つ目は、うさぎは二本足で立つからです。

 

うさぎを飼ったことある方ならご存知かと思いますが、うさぎって二本足で立つらしいです。

私は一度も見たことがなかったので、youtubeでその様子を見てみました。

たしかに、二本足で上手に立っていますねぇ。

 

ただですね...この姿から鳥に結びつけるのはちょっと強引すぎやしませんか(汗)

 

 

2つ目は、うさぎの長い耳が、鳥の羽に見えるからです。

 

うーん、たしかに焦点をぼかして見ると、鳥の羽に見えなくもないような。

ただ、これも強引な感じが否めませんねぇ...(汗)

 

 

3つ目は、うさぎという名前が「鵜(う)」と「鷺(さぎ)」からできているからです。

いや、確かにそうなんですけどね...。

 

ただですね、「鳥の名前を組み合わせた生き物だから、うさぎは鳥に違いない!」というのは、強引の域を通り越しているよう気もしてしまいます(汗)

もはやただの言葉遊び...。

 

4つ目は、うさぎの捕獲方法が鳥と同じだったからです。

 

うさぎを狩猟するときは、山裾に張った網に追い込むというのが一般的な方法なのですが、実はこれが鳥の狩猟方法と同じらしいんですよね。

 

私だったら、「うん、だから何?」と思ってしまいそうですが、昔の人々は、

そういえば、うさぎの捕獲方法って鳥と同じだよな

あぁ、と言うことはうさぎって鳥じゃん!

となってしまったようです...。

 

 

 

うさぎを鳥と見なす4つの根拠、と言うよりもこじ付けをご紹介しました!まあ、とにかく当時の人々はうさぎを食べるために、あれこれ考えていたんですねぇ。

ただ、冷静に考えるとガッツリ宗教の教えに反しているわけですけど...。

 

 

さて、うさぎの数え方が「羽」の理由を解説してきました!

ここで気になるのは、日常的に使っている「匹」という数え方は間違いなのかどうかですよね?

「うさぎが一匹」は間違い?

答えを言いますと、うさぎを一匹と数えてもOKです。

 

と言うのも、もともと「羽」は鳥類を数えるときの単位なので、現在の小型の動物全般を「匹」で数える傾向を考えると、うさぎも「匹」で数えるのがごく自然です。

 

実際のところ、NHKの『ことばのハンドブック』によると、

(文学や食肉として扱う場合を除き)生きたウサギは「匹」を用いるのがふさわしい

NHK ことばのハンドブック 

このように書かれています。

 

つまり

  • 野生、ペットとしてのうさぎ・・・「匹」
  • 家禽としてのうさぎ・・・「羽」

と使い分けるのが良いのではないでしょうか!

 

 

ただし、生物学的な話をするときには、どんな動物でも「頭」という単位で表すこともあるそうです。

 

例えば、

この島には、うさぎは残り200頭しかいない。
など。

 

数え方の単位は、日本語の難しいところの1つですよね^^;

 

最後に

いかがでしたでしょうか。うさぎの数え方が「羽」の理由。そして、「匹」という数え方は間違いなのか解説してきました!

 

 

最後にもう一度要点をまとめますと、

うさぎの数え方が「羽」の理由は、

  • うさぎを鳥の見なしていた

から。

 

明治以前は、仏教の教えにより四つ足の動物を食べることが出来なかった。

そこで、うさぎを鳥として扱うことで、食べることを考えた。

 

その際にうさぎを鳥と見なした根拠は諸説あり、

  • うさぎが二本足で立つから
  • うさぎの長い耳が、鳥の羽に似ているから
  • うさぎは、「鵜(う)」と「鷺(さぎ)」の組み合わせだから
  • うさぎの捕獲方法が鳥と同じだったから

の4つ。

ただし、どれもこじ付け感が非常に強い。

 

そして現在、うさぎを「匹」で数えることは間違いではない。

ただし、

  • 野生、ペットとしてのうさぎ・・・「匹」
  • 家禽としてのうさぎ・・・「羽」

のように使い分けるのが好ましい。

 

ということでしたね!

 

 

うさぎを鳥と見なす根拠のこじ付け感が凄かったですが、一応が分かって良かったです^^;

ただ、日常生活においては、「1匹、2匹・・・」という数え方で問題なさそうでうね。

 

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!少しでもお役に立ちましたら幸いです。

この他にも変わった数え方として、イカを「杯」数えるのも有名ですよね(私は知らなかったのですが...)これに関してもこちらの記事でまとめていますので、良ければ合わせてご覧下さい^ ^

イカの数え方が「杯」の理由!実はあの料理から来ていた!?

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