皆さんは、イカを「1杯、2杯・・・」と数えるって知ってましたか?
実は私、つい最近まで知らなかったんですよねぇ。普通に「1匹、2匹・・・」かと思っていました(汗)
だって、「杯」っていう数え方は、
- ラーメン
- 丼ぶり
- 飲み物
など、何かしら器に入っているものを数えるときに使うと思っていましたからね。まさか、イカを「1杯、2杯・・・」とラーメンのように数えるだなんて、驚きを隠せません。
では、なぜイカを「杯」で数えるのか。気になった私はすぐに調べてみましたよ!
というわけで本日は、私が調べた結果をシェアしたいと思います^ ^ ぜひ最後までお付き合い下さいね〜
イカの数え方が「杯」の理由
まず初めに結論を言いますと、イカを「1杯、2杯・・・」と数える理由は、
- イカが杯を連想させるから
です。
「ちょっと何言ってるか分からない...」という方もいるかもしれませんね^^;
とりあえず、そもそも「杯」とは何なのか。そこに注目してみましょう!
「杯」とは?
皆さんは「杯」という漢字から何をイメージしますか?
おそらく多くの方が、
- お酒を入れる器
- トロフィー
などを、想像されるのではないかと思います。
そうです。つまり、このように器の形をしているものを「1杯、2杯」と数えるわけですね。ここまでは私の認識通りでした。
では、なぜイカが「杯」かと言いますと、
- イカ飯
- イカ徳利
などに使われるからです。
イカ飯は、皆さんご存知の通り、イカの中にご飯を詰めた料理ですよね。
イカ徳利というのは、イカの胴体を徳利の形にして乾燥させた水産加工品のことです。
日本酒を入れて数分置いておくと、イカの風味が容器に溶け出して味わい深くなるんだそうですよ。
イカ徳利で日本酒とかいいんじゃなイカ? pic.twitter.com/bGSNAYTnZU
— エ ー ス (@ks05150922) 2018年2月13日
で、この2つが「杯」のイメージにぴったり合うということで、イカを「1杯、2杯・・・」と数えるようになったわけです!
どうですか。皆さん納得できましたでしょうか?私は正直「うーん...」という感じなんですよね(汗)
だって、イカって
- イカ飯
- イカ徳利
にするよりも、お刺身・炒め物・乾きもので食べることの方が圧倒的に多くないですか!?
いろんな調理法がある中で、イカ飯とイカ徳利だけを取り上げて「杯」と数えるのはちょっとなぁ...と思ってしまいました。まあ、決まったことなので仕方ないんですけどね。
日本語ってこう言ったよく分からない数え方をするものが、たまにありますよね。
例えば、うさぎを「羽」で数えるのもその1つかと思います。これに関しては別記事でまとめましたので、良ければ合わせてご覧下さい。
ちなみに、このことから派生してタコも「杯」で数えます。
また、カニやアワビなんかも、甲羅や殻がお皿のような形をしていることから「杯」で数えられることもあるんだとか。
さて、イカの数え方が「杯」の由来を解説きましたが、ここで1つ疑問に思うのは「1匹、2匹・・・」と数えるのは間違いなのか、ということです。
実際のところ、私は今までずっとイカを「匹」で数えていたので、これが間違いだとちょっと恥ずかしいです(汗)
イカを「匹」で数えるのは間違い?
結論を申しますと、イカを「匹」で数えても間違いではありません!
というのも、さらに調べてみたところ「杯」と数えるのは、商品となって市場に出ているイカに限られるんだそうです。
つまり、自然界に生息しているイカであれば、「匹」で数えるのが正しいということになりますね^ ^
ちなみに、市場に出ているイカは「匹」ですが、加工されてスルメになると「枚」で数えるそうですよ。
同じイカでも状態によって数え方が変わるのは面白いですね!
さて、イカは状態によって、
- 匹
- 杯
- 枚
と、数え方が変わることが分かりましたが、これって全てのイカに共通なのでしょうか、
というのも、私ちょっと思ったんですよね。一口にイカと言っても、中には規格外の化け物みたいのいるよなって...。
ちなみにダイオウイカは...
イカの中でも、飛び抜けて巨大な『ダイオウイカ』ですが、これも市場に出れば「杯」と数えるのでしょうか。
一応調べてみたのですが、ダイオウイカが市場に出た例がないので不明でした(汗)
とは言え、商品になったイカは「杯」と数える以上は、ダイオウイカも例に漏れず「1杯、2杯・・・」と数えても良さそうですよね。
では、海の中にいるダイオウイカは「匹」と数えても良いのでしょうか。
「匹」という数え方について調べてみたところ、生き物全般に使えるが比較的に小型に限る、と書かれていまいした。
では、ダイオウイカは...
全然小型じゃない。
なにせこのサイズですからね↓
なので、ダイオウイカを数えるときは、大型の動物に対して使う「頭」が適切な気がしますね^^;
最後に
いかがでしたでしょうか。イカを「杯」で数える由来をご紹介いたしました!
最後にもう一度要点をまとめますと、
イカを「1杯、2杯・・・」と数える理由は、
- イカ飯
- イカ徳利
などの料理が、「杯」のイメージと重なるため。
ただし、この数え方は商品となって市場に流れたイカに対して使うもので、自然界にいるイカは「1匹、2匹・・・」と数えてOK。
また、スルメになったイカは「1枚、2枚・・・」と数える。
ちなみに、ダイオウイカに対しては「匹」ではなく「頭」を使うのが適切だと思われる。
ということでしたね!
理由を調べてみて「うん、納得!」というわけではありませんが、これからはスーパーなどでイカを買うときには、ちゃんと「イカを1杯ください」と言うようにします^^;
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!少しでもお役に立ちましたら幸いです。