先日、急に定規が必要になったのですが、家中どこを探しても見つかりませんでした。
で、家族に聞いてみたところ、こんな会話をしました。
個人的には、昔の呼び方が『ものさし』で、今の呼び方が『定規』だと思っていたのですが、試しに調べてみたところ明らかな違がありました!
というわけで本日は、私が調べた結果をシェアしたいと思います!私のように、どちらも同じものだと思っていた方は、是非ご一読下さいね〜
定規とものさしの違い
まず初めに結論を申しますと、定規とものさしの違いは、ズバリ用途です!
私はてっきり呼び方の違いとばかり思っていましたが、全然関係なかったんですねぇ...(汗)
では、具体的にどのような用途の違いかと言いますと、
- 定規 ・・・線を引くためもの
- ものさし・・・長さを測るためもの
です。
「あー、確かに言われてみれば」と思った方もいれば、「えっ、本当にそうなの?」と疑問に思った方もいるかもしれませんね。ちなみに私は後者です^^;
ということで、実際に辞書を引いて本当なのか確かめてみました。(←疑り深い)
定規とは
まず、定規から調べてみると...
じょうぎ【定規】
直線を引いたりするなどのためにあてがう用具
[広義では、曲線をえがく『雲形定規』をも含む]
新明解 国語辞典
おー!たしかに直線を引くための道具って書いてあります。また、広い意味では直線に限らず、とにかく線を引くための道具を定規と言うんですね。
ちなみに、曲線を引くための『雲形定規』とはこんなのです。
こんないびつな定規は初めて見ました汗
では次に、ものさしを見ていきましょう〜
ものさしとは
こちらも辞書を引いてみると...
ものさし【物差し】
物にあてがって長短を計る用具。さし。
新明解 国語辞典
こちらも、長短を計る用具と書いてありますね!ちなみに、『ものさし』という名前は、物の長さを差し計るから来ているそうですよ^ ^
さて、ここまで定規とものさしの違いを解説してきましたが、実際のところパッと見ただけでは、どちらなのか分からないですよね。
例えば、これが定規かものさしか分かりますでしょうか?
きっと、すぐに答えられる方は少ないのでないでしょうか。
というわけで、定規とものさしの見分け方を探ってみました。
定規とものさしの見分け方はある?
私が真っ先に思ったのは材質の違いだったのですが、実際に調べてみると、
定規 | ・合成樹脂 ・アルミニウム ・ステンレンス ・竹 |
ものさし | ・プラスチック ・スチール ・竹 |
このような感じで、あまり大きな違いは見られません...。
これは、もしかしたら
- 本人が線を引くために使えば定規
- 本人が長さを測るために使えばものさし
というように、使っている人の気持ち次第で、『定規』にも『ものさし』にもなりうるのでは(汗)
そう思ったのですが、もう少し調べてみると決定的な見分け方がありました!
それはズバリ、目盛りの位置です。
どういうことかと言いますと、ものさしは長さを計ることが目的なので、目盛りが端からびっしりと付いているんだそうです。
なので、先ほどお見せしたコレや、
コレなんかも、ものさしです。
一方で、定規はあくまで線を引くためのものなので、目盛りはあっても端に隙間があるんです。
例えば、これなんかは定規ですね。
また、目盛りが一切なければ、それは間違いなく定規ということになりますね♪
最後に
いかがでしたでしょうか。定規とものさしの違いについて解説してきました!
最後にもう一度要点をまとめますと、
定規とものさしには、
- 定規 ・・・線を引くためのもの
- ものさし・・・長さを計るためのもの
という用途の違いがある。
また、それぞれの見分け方は、
- 定規 ・・・端と目盛りの間に隙間がある
- ものさし・・・目盛りが端からびっしりとある
ということでしたね!
いやあ、全く同じものだと思っていましたが、こんな違いがあったんですねぇ。
とは言え、今回の私の場合は線を引こうとしていたので、定規を探して正解だったわけですね^ ^
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!少しでもお役に立ちましたら幸いです。