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冷房28度と暖房28度って違うの?エアコンの仕組みを知れば即解決

投稿日:2018年7月23日 更新日:

こんにちは!夏はできるだけ冷房の効いた部屋から出なくない管理人です。せっかくですから海や花火大会にでも行こうかと思うのですが、どうしても部屋から抜け出せないんですよねぇ...。

なので、お休みの日は用事を済ませたらすぐに家に戻り、すかさずエアコンのリモコンに手に取って引きこもり体制に入るのですが、ふと疑問に思ったことがあるんです。

それは...

冷房と暖房って何が違うの?

です。

もちろん真夏に暖房をつけるなんてことはしませんが、同じ28度設定あれば暖房でも涼しくなるのは?と思いまして。

というわけで、冷房の28度と暖房の28度にはどのような違いがあるのか調べてみました!本日は私が調べた結果をシェアしたいと思います!

どうぞ最後までおつき合い下さいませ〜

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冷房28度と暖房28度は何が違うの?

では、まず結論から申しますと冷房28度と暖房28度は...

全く違います。

たしかに、どちらも室内を28度にしてくれるのですが、働きが全く逆なんですよね...(汗)

働きが逆ってどういうこと??

簡単に言いますと、このような違いがあります↓

  • 冷房・・・室内を28度まで下げるように働く
  • 暖房・・・室内を28度まで上げるように働く

エアコンの吹き出しに口にはセンサーが付いており、そこで室内の温度を測っています。そして、冷房の場合は設定した温度に下がるまで、暖房の場合は設定した温度に上がるまで作動し続けるわけです。

夏に暖房は意味ない?

例えば、夏場に暖房を20度に設定した場合、説明した通りエアコンは室温が20度になるまで気温を上げようとします。

ただ、夏って大体室温が30度くらいありますよね(地域によりますが)。

つまり、エアコンからすると「あれ?初めから20度以上あるじゃん。じゃあこれ以上気温を上げる必要はないよね」ということで、動作が停止します。(もしくは部屋の空気を循環させるだけ)

同じ理由で、真冬に冷房を28度とかに設定しても、最初から室温は28度以下なのでエアコンは何もしないわけです。

つまり、

  • 冷房は温度を下げるだけ
  • 暖房は温度を上げるだけ

ということなんですよね...。

てっきり「冷房でも暖房でも、設定温度が同じなら大して違いはないんじゃ?」と思っていましたが、まあそんなことあるわけないですよね笑

設定温度は風の温度じゃない!?

私は「冷房でも暖房でも変わらない」と勘違いしていましたが、実はもう一つ盛大に勘違いしていたことがあるんです。

それは...

エアコンからは設定温度の風が出てくる

です(汗)

えっ、24度に設定したら24度の風が出てくるんじゃないの...?

あ、あなたもですか...。

よく考えてみてください。もし、設定温度の風が出てくるとしたら、暖房でも20度に設定したら部屋を涼しくできてしまいます。

先ほども説明した通り、冷房はあくまで温度を下げるだけ、暖房は温度を上げるだけ。ですので、風の温度は大体このように決まっているんだそう↓

  • 冷房・・・10℃〜15℃
  • 暖房・・・40℃〜50℃

これに関してはお風呂で考えると分かりやすいかもしれません。

例えば、お風呂の適温ってだいたい40度くらいかと思います。(人によりますが)

で、物凄くぬるい場合はもっと熱くしようとするわけですが、その時に40度のお湯を入れませんよね?当然もっと熱いお湯を入れて40度になるように調整するはずです。

同じように熱すぎる場合も、40度のお湯で冷まそうとせずに水を入れますよね。

エアコンもこれと同じで、かなり冷たい風・熱い風で部屋の温度を設定温度にするわけです!

ちなみに

真夏のとても暑い日に、少しでも早く部屋を涼しくするために冷房を16度とかに設定する人がいますが(←私です)、あれって実は意味ないんですよね... (汗)

説明しました通り、エアコンから出る風の温度はほぼ一定です。つまり設定温度というのは、あくまで何度まで室温を下げるかということなので、16度にしたところで早く涼しくなるわけじゃないんですよね。

ただ最終的に室温が16度になるだけです。

いやぁ、とことんエアコンに対して無知でした(^^;

さて、冷房と暖房は全く逆の働きをすることがわかりましたが、同じ温度設定でも随分と体感温度に違いがありますよね。

というわけで、最後にその疑問を解消したいと思います!

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なぜ同じ設定温度でも感じ方に違いがあるのか?

夏場の冷房28度ってかなり快適ですけど、冬場の暖房28度ってちょっと暑いですよね。同じように、冬場の暖房20度は快適ですけど、夏場の冷房20度は少し寒く感じるかと思います。

部屋の温度はたしかに同じなはずなのに、なぜこのような感じ方の違いがあるのでしょうか。

たしかに、言われてみれば...。うーん、どうしてだろう。。

その理由は、外気温との差です!もしかしたらピンときた方もいらっしゃるかもしれませんね^ ^

例えば夏場、気温が35度のときに冷房を28度に設定すると、その差は7度となり多くの人がこれを快適と感じます。それに対して冬場、気温が10度のときに暖房を28度に設定すると、その差は18度となりちょっと暑いと感じる人もいるでしょう。

同じように冬場、気温が10度のときの暖房20度は快適ですが、夏場35度のときの冷房20度は少し寒いと感じると思います。

つまり、例え同じ温度であっても外気温との差が大き過ぎてしまうと、人は快適を通り越して暑すぎる(もしくは寒すぎる)と感じてしまうわけです(^^;

服装も関係している

夏場は基本的に薄着をしているため、温度の低い部屋ではより寒く感じます。同様に冬場は厚着をしているので、温度の高い部屋ではより暑く感じるでしょう。

こうした服装の違いも、体感温度の差に影響していると考えられますね^ ^

最後に

いかがでしたでしょうか。冷房28度と暖房28度に違いはあるのか?について解説してきました!

最後にもう一度要点をまとめますと、

  • 冷房は室温を28度まで下げるように働く
  • 暖房は室温を28度まで上げるように働く

なので、夏場に暖房を28度でかけても、初めから28度以上あるのでエアコンは作動しない。同様に冬場に冷房を28度でかけても、初めから28度以下なのでエアコンは作動しない。

また、同じ28度でも冷房と暖房で感じ方に違いがあるのは、外気温との差が関係している。

ということでしたね!

もし暖房でも部屋が冷えるなら、うっかり間違えてしまって大丈夫だなと思いましたが、そんなことあるわけないですよねぇ(汗)

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!少しでもお役に立ちましたら幸いです^ ^

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