こんにちは!海外旅行が大好きな管理人のくまです!
海外旅行といえば、美味しい食べ物や有名な建築物などを楽しみに行く方が多いと思いますが、私はときより「とにかく遠くへ行きたい」と思うことがあるんですよねぇ。(ただの現実逃避)
で、そんな私が前々から行きたくてたまらない場所が...そう、
南極です。
日本からはあまりに遠いので、
- 世界の果て
- 地球最後の秘境
なんて呼ばれているほど。(な、なんてカッコイイんだ...)
で、あまりに行きた過ぎるので、日本からの行き方を徹底的に調べてみました!本日は私が調べた結果をシェアしたいと思います。
「南極に行くのなんて夢の話」なんて思っていた方!この記事を読めば、もしかするとそれは夢ではなくなるかもしれませんよ^ ^
日本から南極へ行く方法は主に3つ!
ではさっそく、南極への行き方をご紹介するわけですが、日本から行く場合は主にこの3つの方法になります!
- 南米から行く
- ニュージーランドから行く
- 日本からツアーで行く
それぞれの行き方に特徴がありますので、1つずつ順番にご説明していきますね〜
南極への行き方その1 南米から行く!
まず南米大陸から行く方法です。地図を見ていただくと分かるのですが、南米大陸の下の方ってかなり南極に近いんですよ^ ^
なんと距離にしてわずか1000km!(「わずか」と言って良いのかわかりませんが笑)
ですので南米大陸の下の方、つまり
- アルゼンチン
- チリ
の2カ国から船で行くのが、最もポピュラーな行き方になります。
で、具体的にどの町から船が出ているかですが、
- アルゼンチン・・・ウシュアイア
- チリ・・・プンタ・アレーナス
です。
地図で場所を確認してみるとこんな感じ。
どちらも、かなり南の方にありますねぇ。ちなみに、ウシュアイアは「世界最南端の都市」と言われていて、まさに南極への玄関口と言えます!
南米から行くメリット・デメリットは?
南米から行くには、「ウシュアイア」「プンタ・アレーナス」から船で向かうということは分かりましたね。
では、そのメリット・デメリットですが、まずメリットは何と言っても
他の南米の観光地も合わせて周れる
これに尽きます。
よく世界の絶景本なんかでも紹介されていますが、
- ウユニ塩湖
- マチュピチュ
- イースター島
など、南米はとにかく絶景の宝庫です。
中でもウシュアイアがある南の方は『パタゴニア地方』と呼ばれていて、氷河や大草原などがそこらじゅうに点在し、歩いていれば絶景にぶつかります。笑
詳しくはこちらの記事も参考にしてみてください^ ^
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続いてデメリットですが、これは...
現地に行くのにめちゃくちゃ時間がかかる
です。
先ほど地図で確認した通り、船の発着となる町は日本から遥か遠く、行くまでかなり時間がかかってしまうんですよね(汗)
ウシュアイアへ行く場合には、
- 日本 → アメリカ各都市 → ブエノス・アイレス(アルゼンチンの首都) →
ウシュアイア
プンタ・アレーナスへ行く場合は、
- 日本 → アメリカ各都市 → サンティアゴ(チリの首都) →
プンタ・アレーナス
という感じです。
どちらの行き方でも最低2回乗り換える必要があり、おそらく時間にして35時間〜40時間ほどかかります...。ちなみに航空券は片道20万円ほど...。
現地ツアーの費用はどれくらい?
やはり、最も気になるのは費用ですよね(^^;
これに関しては、ツアーの日数や時期によって変わるので一概に言えないのですが、ウシュアイア発の10日間ツアーですと、だいたい70万〜100万くらいです。
数年前までは、出発直前に空席を格安で売るラストミニッツというものがあり、だいたい35万〜40万ほどで行けたんだそう。
ですので、ウシュアイアの町にはラストミニッツを待っている旅行者が大勢いたそうです。笑
ここ最近では、ラストミニッツは一切なくなったと言われています。
実際のところ、私もラストミニッツを求めて2016年にウシュアイアに行き、現地のツアー会社を回ったのですが、「そんなものはない」と言われ、どこも9000ドル(当時90万円)ほどしたので、なくなく諦めました...。
おそらく、これはプンタ・アレーナスであっても同じかと思います。ちなみに、プンタ・アレーナスからは飛行機でも行けるようですが尋常じゃなく高額です(汗)
とうわけで、南米から行く場合には現地ツアー代、それに航空券や宿代など諸々入れて、だいたい130万くらいと言ったところでしょうか(^^;;
南極への行き方その2 ニュージーランドから行く!
続いて2つ目の行き方は、ニュージーランドから行く方法です!南米ほどではないですが、実はこの国もけっこう南極に近いんですよ^ ^
ただ、先ほどもお伝えしました通り、南米から行くのがポピュラーな方法ですので、ニュージーランドから行く方法は、あまり情報がないんですよねぇ(汗)
で、ネットであれこれ情報をあさったところ、1つニュージーランド発のツアーを取り扱っている会社を見つけました!
こちらの『Cool Antarctica』という会社です。
で、このHPによるとニュージーランド発のツアーは「インバーカーギル」という町から船が出るようです!地図で場所を確認すると...
先ほど同様、かなり南の方に位置していますね。
ただ、ニュージーランドは日本からオークランドまで直行便がありますので、そこから国内線に乗り換えたとしても、南米に行くより遥かにアクセスは良いですよ^ ^
『Cool Antarctica』のHPによりますと、インバーカーギル発の30日間のツアーで $23,000 - $32,000 となっています。
えっと、2018年8月現在の為替で計算してみると...
約260万円〜360万円です。
もちろん、これは30日間と長めのツアーですので、探せばもっと安い会社やツアーがあるでしょう(汗)ただ個人的には、南米から行くよりもかなり高額なのは間違いないかと思いますね...。
南極への行き方その3 日本からツアーで行く!
これまでご紹介した2つの行き方は、現地まで自力で行きそこでツアーに参加するという方法でしたが、最後にご紹介するのは日本からツアーで行く方法になります!
ルートとしては、ウシュアイアまで飛行機で行きそこから船で南極に渡るので、「その1」の方法と同じと言えば同じなんですよね(^^;
ただし!
まず、決定的に違うのはガイドが同行するということ!正直言って、あまり旅慣れていない人にとっては、飛行機で南米に行くのもハードルが高いと思います。
そんな時、言葉の通じるガイドがいるのは非常に有り難いですよね〜
また、個人で行く場合は
- 宿の手配
- 航空券の手配
- 現地ツアーの手配
など、すべて自分でしなくてはなりませんが、ツアーでしたら任せておけばOKです!
日本からツアーで行く場合のデメリットとは...
一見、良いとこだらけな感じもする日本発のツアーですが、実はデメリットもあります。
まず1つ目は、スケジュールが固定されていること。
まぁ、これはツアーだから当然と言えば当然なのですが、けっこうキツキツのスケジュールなことが多いんですよねぇ。試しに、いくつか旅行会社の南極ツアーを見てみると、だいたい16日間というのが一般的でした。
ただですね...
- 日本からウシュアイアまで往復4日
- ウシュアイアからの南極クルーズが10泊11日
ということを考えると、だいぶ忙しいです。(もちろん船の中でゆっくりできるのでしょうけど)
それに、せっかく高い航空券で南米まで行くのに、南極だけというのは少しもったいないと思ってしまうんですよね(^^;
もちろん、「とにかく南極にさえ行ければ良い!!」という方にはオススメできるかもしれませんが、やはり他の南米の観光地も見たいなと思ってしまいます。
それから、2つ目のデメリットは自力で行くよりも費用が高くなるです。
これについても、いくつかの旅行会社のツアーを見てましたが、だいたい170万円〜260万円という感じでした。
先ほど、自力で行く場合には諸々含めて130万くらいという計算でしたので、ちょっとお高めですね。(自分なら浮いたお金でもっと観光するかも笑)
とは言え、言葉の心配や旅行中の不安が一切なくなると思えば、うんと高いわけでもないのかもしれませんが(^^;
飛行機ではなく、豪華客船で世界中の観光地を周りつつ南極にも行くツアーなんていうのもありますよ!ただし、お値段は1000万近くしてしまいますが笑
一度はそんな船に乗ってみたいものですねぇ。
最後に
いかがでしたでしょうか。日本から南極への行き方を解説してきました!
最後にもう一度要点をまとめますと、
- 南米から行く
- ニュージーランドから行く
- 日本からツアーで行く
の3つ。
それぞれの特徴を簡単に言うと、
南米から行く方法は、
- 時間がかかる
- 他の観光地も一緒に回れる
- 現地ツアーは70万円〜90万円
ニュージーランドから行く方法は、
- 日本からのアクセスは良好
- 現地ツアーは260万円〜360万円と高め(探せば安いツアーがあるかも)
- そもそもあまり情報がない
日本からツアーで行く方法は、
- ガイドが同行するので安心
- 日程がややタイト
- 料金を自力で行くより高め
ということでしたね!
日本から遥か遠くの南極ですが、こうして具体的な行き方を知るとそこまで現実離れした場所でもないように思えてきませんか?^ ^
ちなみに、私は一度ウシュアイアで苦い思いをしたので、次はがっつりお金を貯めて必ず南極に行ってきます!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。少しでもお役に立ちましたら幸いです〜
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