世の男性の皆さん、ホワイトデーにお返しするものは決まりましたか。
本命にしろ義理にしろ職場の同僚にしろ、チョコを貰ったからには一方通行とうわけにもいかず、何かを返さなければいけないわけです。
ですが、正直何をあげたら良いのか迷いますよね。
「同じくチョコを渡そうか、無難に飴にしようか、いやマカロンにしようか」と、あれこれ考えていると、ふと「ハンカチなんてどうだろう?」と思い付いたりするものです(多分)。
というわけで、本日はバレンタインデーのお返しにハンカチってどうなの?について書かせていただきます。
ハンカチの意味は?
まず、ハンカチには「別れ」という意味があります。
あなたが相手のことを大切に思っていようが、どうでも良く思っていようが、ハンカチの持つ意味は「別れ」です。
この事実だけは揺るぎません。
相手がこのことを知っている場合、ハンカチを受け取ると同時に「この人、遠回しに距離を置きたがっているのね」と、心の内を読まれる可能性があります。
もうこの時点で、ハンカチだめじゃんという結論が出てしまいそうですが、まだ結論を急ぐのは早いです。
どうして別れの意味?
ハンカチが「別れ」という意味を持つ理由は2つあります。
どうでしょうか。
個人的にはちょっと意義あり、という感じなんですよね。
だって、皆さんハンカチに対して「涙を拭くもの」なんてイメージ持っていますか?
確かにドラマでそういうシーンがありますし、現実にもハンカチで涙を拭いた経験のある方は、たくさんいらっしゃるとかと思います。
でもですよ、圧倒的に「手」を拭くイメージの方が強くないですか!?
むしろ私は、「ハンカチ=手を拭くもの」だと思っています。
それから、2つ目の理由ですが、まあ、言ってしまえばただの語呂合わせですよね。
そんなこと言ったら、チョコレートは漢字で書くと「貯古齢糖」なんですよ。
「糖分をどんどん貯め込んで、歳を取っていく」みたいな連想ができませんか?
つまり、ハンカチには「別れ」という意味があるのは事実ですが、それを気にせずに送るのも全然アリなんじゃないかと思います。
お返しとしてのハンカチはどう?
さて、ハンカチに「別れ」という意味があると分かったので、「やっぱりハンカチは渡すのはやめておこう」と思った方もいらっしゃるかと思います。
そこで、「別れ」という意味は置いておいて、ハンカチ自体はお返しとしてどうなんでしょうか。
私は全然良いと思います、ハンカチ。
良くも悪くも無難なんですよね。
喉から手が出るほど必要なわけではなく、無くてもそこまで困るわけでもない。
でも、毎日持ち歩くし、毎日使う。
「マシュマロのあの食感が苦手なんですよねー」とか「チョコが昔から食べれなくて...」とかはあっても、「実は私、ハンカチがダメなんです」ってあまり聞かない。
私はそんな気がします。
とは言え、私一人の考えを言ってもアレなので、世間一般の考えを見てみましょう。
ハンカチはもらって嬉しい?
ポンパレモールが全国の20~30代の女性300名を対象に行ったホワイトデーに関するアンケート調査によると、ホワイトデーにもらいたいものは、以下のランキングとなりました。
https://www.ponparemall.com/theme/whiteday/research/trend.html
なんとハンカチ、7.3%で下から二番目です。
ですが、ガッカリしないでください。
これは「もらいたいプレゼント」のランキングです。
つまり順位が低いからと言って、※決してもらいたくないとは言ってません。
なので、もう一つランキングを見てみましょう。
次はもらってガッカリしたものランキングです。
https://www.ponparemall.com/theme/whiteday/research/trend.html
ハンカチの順位が上がってしまいました。
ただ、それよりも「クッキー」と「アクセサリ」に注目してください。
一つ目のランキングでは、もらいたい人がハンカチよりも多かったのに、ガッカリした人もハンカチよりも多いです。
「アクセサリ欲しかったけど、もらってみたらガッカリしたわー」という人が少なからずいるということですかね。
そう考えると、なかなか良いのではないでしょうか、ハンカチ。
もらいたいと思う人の数はアクセサリに劣りますが、その代りガッカリする人も少ない。
「喜ばせる」よりも「ガッカリさせない」を考える戦略、良いんじゃないでしょうか。
ハンカチを渡すなら一工夫
さて、ここまで書いてきてハンカチも全然アリだよ、と思っている私ですが、せっかくなら渡す際に一工夫加えるとなお良いかと思います。
手紙を添える
例えば、手紙です。
日頃の感謝の気持ちや、伝たい大切な気持ちを書いて、ハンカチと一緒に渡すんです。
これは、気持ちを伝えると同時に、「ハンカチ=別れ」というイメージを払拭できます。
もし、相手がハンカチにネガティブなイメージを持っていても、手紙付きなら悪く思われることはないかと思います。
「いつもありがとう」や「これからも宜しくお願いします」など、何でも良いので一筆添えてみましょう。
※くれぐれも「今までありがとう」と書かないように。
イニシャルの刺繍付きを選ぶ
ハンカチの中には、インシャルの刺繍が施されたものがあります。
そういうものを選んであげることで、「俺は何となくハンカチにしたんじゃないんだぜ」「適当に買ったわけじゃないんだぜ」という感じを伝えることができますよ。
また、ハンカチのデザインですが、変に凝ったものよりはシンプルなものを選ぶ方が無難です。
気持ちを込めすぎて、極彩飾のやつとか選んではいけませんよ。
いかがでしたでしょうか。
ホワイトデーのお返しにハンカチあり?について私なりの考えを書かせていただきました。
本当なら、渡す相手に事前に欲しいものを聞いておくが間違いないです。
ですがもしそれが出来ない、または職場の同僚などそこまで深い関係でない人に渡す場合は、ハンカチも全然良いと思います。