節約

【2019年最新版】水道代の月平均!一人暮らしから数人家族まで

投稿日:2019年5月2日 更新日:

先日、水道代の請求書が届いたのですが、前回よりもだいぶ高くなっていました。

それを見て『あんたがシャワー浴びすぎだからでしょ』『いや、そっちが水道を出しっぱなしにしてるからじゃん』と、家族内で不毛な押し付け合いが始まったのですが、ふと『よその家はどれくらいなんだろう』と疑問に思ったんです。

たしかにそれは気になるね〜。

先月よりも請求額は上がってしまいましたが、それでも世の中の平均よりも少なければちゃんと節約してると言えるはず。ということで、さっそく水道代の月平均を調べてみました!

ご自身の家庭が世間と比較して節約できているのか、それとも使い過ぎなのかチェックしてみてくださいね^^

スポンサーリンク

水道代の月平均を世帯人数別にチェック!

一口に「水道代の平均」と言っても、全世帯の平均を知ってもあまり参考になりません。家族の人数によって使う水の量が変わるからです。(大家族ほど水道代は高くなる)

ですので、世帯人数別の平均がわかればベター。ということで『どこかにそんなデータないかなぁ』と探していたところ、総務省の家計調査にまさにドンピシャな情報があったので、さっそくお見せしたいと思います。

こちらっ!

世帯人数別 水道代の平均
世帯人数水道代の平均
1人2,142円
2人4,167円
3人5,268円
4人5,965円
5人6,819円
6人8,501円

総務省 家計調査(2018)

注意

基本的に水道代の請求は2か月ごとですので、お手元の請求書の金額を半分にして比較してくださいね。

我が家は4人暮らしなので、さっそく金額を比べてみたところ平均よりやや高めという結果に...。平均からかけ離れてなかったことに安堵しつつ、もう少し引き締めなくては思いました。そんなに使い過ぎてる感じはないんだけどなぁ。

とりあえず表の金額と比較して、それよりも低ければ節約できてるってことだね!

だいたいはその考えでOKなのですが、実は必ずしもそうとは言えない場合もあります。それは地域によって料金体系に差があるから。

スポンサーリンク

水道代は地域によってけっこう違う

電気・ガスは一般企業との契約ですが、水道に関しては地方自治体が管理しています。そのため各地域(市町村)によって、料金体系がけっこう異なるんですよね(汗)

ここで水道代の計算方法を説明すると、かなり長くなるので割愛しますが、ざっくり言うと...

  • 使用量に関係なく常に一定の「基本料金」
  • 使用量に応じて上がっていく「従量料金」

↑この2つが基本となっており、どちらも地域によってバラバラです。

たとえば、東京・大阪・名古屋の3都市で比較してみると...

東京大阪名古屋
基本料金
(メーター口径20mm)
1,170円850円2,140円
従量料金
(1㎥あたり)
使用量 1㎥ ~ 5㎥0円10円0円
使用量 6㎥ ~ 10㎥22円10円0円

このように差があるのがわかりますよね。

つまり、最初の表で平均を超えていたとしても、水道代の高い地域に住んでいるなら一概に使い過ぎとは言えませんし、その逆もまた然り。(平均以下だからといって、節約できてるとは限らない)

先ほど、『世帯人数別の平均がわかればベター』と言いましたが、本当は地域別・世帯人数別の平均がわかればベストなんです。とはいえ、さすがにそこまでのデータはありませんでした(^^;

うーん、何かパッと見て『私はちゃんと節約できてる!』と思えるような判断材料はないのかな??

最終的には水道代よりも使用水量で判断すべし

請求書が届くとついつい金額に目がいきがちですが、先述した通り地域によって料金体系に差があるので、一概に「使い過ぎた・節約できた」の判断はできません。(目安にはなりますけどね)

そこで、注目するべきは使用水量です。要はどれだけ水を使ったかですね^^

これは個人の行動(料理・風呂・洗濯)によって決まるものなので、どの地域に住んでいてもあまり差はでないと考えられます。

では、平均的な使用水量はどれくらかというと、東京水道局のHPにこれまたドンピシャのデータがあったので、こちらで紹介しますね!

世帯人員別の1か月あたりの平均使用水量
世帯人数使用水量
1人8.2㎥
2人15.9㎥
3人20.4㎥
4人24.3㎥
5人28.5㎥
6人以上33.9㎥

参考:東京水道局 平成28年度生活用水実態調査

たとえば一人暮らしの場合、1か月の使用水量が8.2㎥を下回っていれば『おっ、節約できてるじゃん』と考えて良さそう。逆に3人暮らしで20.4㎥を超えていたら『もう少し引き締めなきゃ...』といった感じですね。

※繰り返しになりますが、請求は2か月分ですので数値を半分にして比較してくださいね

で、我が家の場合ですが平均を大きく超えていました...。もしかしたら、自治体の水道代が高いだけであって、実際はたいして水を使ってないパターンを期待していたのですが、まったくそんなことなかったです(汗)

むしろ、使用水量が平均を大きく超えている割に、水道代は平均を少ししか超えていないので、私の住んでる市は全国的に安い方なのかもしれません(^^;;

水道代の高い地域に住んでたら、えらいことになってたね(汗)

さてさて、平均的な水道代・使用水量を解説してきました。

もちろん平均以下だった方は、このままのスタイルを貫けばOKですが、我が家のようにオーバー気味の場合には、やはり日頃から節水を意識したいところですよね。

ということで、手軽にできて効果がありそうな節水方法を考えてみました。

スポンサーリンク

水道代を安くするために節水術

何はともあれ水の出しっぱなしをやめる

生活の中で蛇口をひねる機会は多々あると思いますが、そんな時ついつい出しっぱなしにしていませんか?(私はしていました←)

たとえば、

  • 歯磨きをしているとき
  • お風呂で身体を洗っているとき
  • 皿洗いのとき
  • 洗車のとき

などなど。

一つ一つの時間は短くても塵も積もれば山となる。合計するとけっこうな水を使っているはずです。このようなちょっとした出しっぱなしを止めるだけでも、水道代を安くできるんですよ。(自分への戒め)

参考 水道を出しっぱなしにした時の料金は?実は結構な金額かも!?

風呂の残り湯を活用しよう

東京水道局の調査によると、家庭で最も水を使うのはお風呂でなんと全体の約40%。

さすがにお風呂に入らないわけにはいきませんが、残ったお湯をただ捨てるのではなく他に利用することで、大きな節水になりますよ。

パッと思いついたのはこんなの↓

  • 洗濯機
  • 掃除
  • 庭の水やり

特に洗濯機は水を大量に使うので、我が家でも風呂の残り湯を使うことを検討中です。

トイレは何度も流さない

トイレ使用時の音を消すためにいわゆる「二度流し」をする人がいますが、あれも節約的にはあまり良くありません。単純に水道代が2倍になりますからね(^^;

とはいえ、特に女性の場合は気になってしまうのもわかります。そんな時は、擬似的な流水音を出せるスマホアプリがあるので、使ってみてはどうでしょうか。

Android 音の乙女:無料のトイレの流水音アプリ

iPhone EcoLady

ちなみに、私の知り合いには二度流しはもちろん、トイレに入ったらまず流すという三度流しの人がいました。本人曰く『何となく前の人のが残ってそうだから』とのこと...。

本当に残っていたら私も流しますが、常に三度流しというスタイルは私には理解できませんでしたね(笑)

まとめ

ふとした疑問から水道代の平均を調べてみましたが、結果的にこれまでなかった節約志向が芽生えきて良かったです。

ちなみに、記事中には書きませんでしたが、政府の統計の中には

  • 大都市の方が水道代が安い
  • 女性の方が水道代が高い
  • 高所得者の方が水道代が安い

などのデータもあり、ただ資料を眺めているだけでもけっこう楽しかったです。

今後も節約に繋がりそうなことがあれば記事にしつつ、少しずつ生活の中から無駄を省いていきたいですね^^

ではでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

スポンサーリンク

あわせて読みたい記事



-節約

Copyright© くまのお役立ちサイト。 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.