蚊って雨の日も飛ぶの!?もしヒットしたら死んじゃうんじゃない...

投稿日:2018年5月22日 更新日:

梅雨が明けて気温が上がると、どこからともなく『蚊』が湧いていきますよね。特に夏はキャンプやバーバキューなど屋外で遊ぶ機会が増えるので、その度に蚊の対策をするのが面倒という方も多いと思います...。

ただ、前から思っていたのですが、雨の日ってあまり蚊に刺されない気がしませんか?

もしかしたら、雨の日は外出する頻度が少ないから、単に刺されないだけなのかもしれませんが、

  • ひょっとして蚊は雨の日は飛べないんじゃ?

と思ったり。

というわけで、蚊が雨の日でも飛ぶのか調べてみました!本日は私が調べた結果をシェアしたいと思います。

また、合わせて雨上がりに蚊に刺されやすい理由についても解説しますので、どうぞ最後までお付き合い下さいませ〜

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蚊は雨の日でも飛ぶ?

まず結論を申しますと、

  • 蚊は雨の日でも飛べます。

えー、じゃあ雨の日でも刺される可能性はあるんだね...

あっ、誤解のないように言っておきますと、あくまで「飛べる」というだけであって、晴れの日と同じようにブンブン飛んでいるわけではありませんよ(汗)

やはり、彼らも他の虫と同じように雨は苦手なので、基本的に

  • 縁の下
  • 木の下

などの、濡れない場所に避難しているそうです。

そう言えば、雨の日ってやたら軒先きや雨戸を閉めている時に刺されることが多かった気がしますねぇ..。

ということで、雨の日は蚊が家の近くにいる可能性が高いので、窓の開け閉めには一層注意しましょう。

で、先ほど『あくまで雨の日でも飛べるだけ』とサラッと流してしまいましたが、実はコレって物凄いことなんですよねぇ。

例えば、蚊と並んで夏のうっとしい虫の代表格『セミ』は、羽が濡れると飛べなくなってしまうので、基本的に雨の日は大人しくしています。

詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。

セミは雨の日に鳴くの?実は雨は最大の天敵だった!?

他にも羽のある虫はけっこう雨に弱かったりするのですが、蚊は飛べてしまうと。

ただ、ここで疑問に思うのは

  • 蚊って雨に打たれても平気なの?

ではないでしょうか?

人間にとっては何てことない雨粒ですが(不快ではあるが)、蚊にとっては物凄く大きな水の塊が頭上から落下してくるようなものです。それも大量に...。

羽が濡れる以前に、もし当たってしまったら瀕死クラスのダメージを受けてもおかしくないと思うんですよねぇ。(まあ、いっこうに構いませんが...)

ということで、お次は蚊が雨に打たれたらどうなってしまうのか見ていきましょう〜

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蚊は雨粒に当たったら死ぬ!?

えーと、まず蚊が雨に打たれるのを人間で例えると...

  • 大型バスにはね飛ばされるほどの衝撃

に相当するそうです...。

つ、つまり空からバスが降ってくるようなもの(汗)

いやいや、絶対に死ぬでしょ(汗)

まあ、普通はそう思いますよねぇ。

ところが、蚊は雨に打たれても全くダメージを受けません

ただ、『どうして蚊は雨に打たれても平気なのか?』の答えは長年ずっと謎だったようで、近年になってようやくアメリカの研究者の手で明らかになりました!

蚊が雨に打たれても平気な理由!

あまり徹底的に解説しようとすると、物理学を用いた非常に難解なものになってしまいますので、できるだけ簡単に解説しますね〜

まず、蚊が当たる可能性のある雨粒は主に2パターンあります。

1つ目は、蚊を回転させるように降ってくる雨粒。

この場合、一瞬体勢が崩れますが、すぐに雨粒をいなし体勢を立て直します。また、蚊の羽には非常に細かい毛があり、これが水を弾くので染み込むこともないんだそう。

続いてもう1つは、蚊を落下させるように降ってくる雨。

この場合、ほんの少し落下してしまいますが、先ほど同様すぐに体勢を立て直して飛び続けることが可能なんです。

実際に蚊が雨粒をいなしている様子はこちらの動画で見ることができますよ。

どちらも、華麗に受け流しているのがわかるかと思います。

で、なぜこんなことができるかと言いますと、

  • 蚊が非常に軽いから

なんです。

これを説明するのは非常に難しいので、身近なもので例を挙げると...

車が人に衝突したら、当然人はダメージを受けますよね?(場合によっては車も凹む)

ですが、車がビニール袋に衝突しても、おそらくビニール袋は車の上や側面に回り込んで、全くダメージを受けないと思います。(もちろん車も無傷)

このように非常に軽いものにぶつかった場合は、衝撃がほとんど発生しないんですよねぇ。

うーん、なんとなく分かったような。まあ、とにかく蚊は凄いということなんだね!

では、次に雨上がりに蚊に刺されやすくなる理由を解説したいと思います。

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どうして雨上がりは蚊が増える?

雨が上がったので庭掃除をしたり、ちょっとその辺を歩いていたら蚊の集中攻撃にあった。皆さんもこんな経験があるのではないでしょうか?

では、どうして蚊は雨上がりに増えるのか。

その理由はとても簡単で

  • 休んでいた蚊が一斉に動き出すから

です。

先ほど説明したように、蚊は雨の中でも飛べますが、基本的には濡れない場所で休憩しています。

それが、雨が止むと同時に一斉に活動を開始するわけですから、私たちにとっては蚊が増えたように感じてしまうわけですねぇ。(実際には個体数は変わっていない)

ですが、この他にも蚊が雨上がりに活発になる理由があるんです。それは

  • 産卵に備えるため

です。

そもそも、どうして蚊が血を吸うのか皆さんご存知でしたか?

蚊が血を吸うのは?
おそらく、ほとんどの方が『食事のため』だと思っているのではないでしょうか。

ですが、実は蚊が血を吸うのは

  • 産卵に必要なタンパク質を摂るため

なんです。

そのため、血を吸うのはメスだけで、オスは木や花の蜜を吸っているんですよ!

で、蚊が卵を産む場所って必ず水が張った場所なんですよね。

例えば、

  • 水溜り
  • 排水槽

もしくは、

  • タイヤ
  • 植木鉢の皿
  • バケツ

などに溜まった水も、蚊にとっては格好の産卵場所です。

で、もしかしたらピンと来た方もいるかと思いますが、雨上がりってこう言う場所が一気に増えますよね...。

なので、メスの蚊は「産卵のチャンスだー!栄養たくさんとらなきゃー!」となり、よりいっそう吸血に励むわけなんです。

なるほど。蚊にとっては子孫を残すチャンスだもんね

まあ、こちらとしてはただの迷惑でしかねいんですけどねぇ...。

最後に

いかがでしたでしょうか。

  • 蚊は雨の日も飛ぶの?
  • どうして雨上がりは蚊が増えるの?

について解説してきました。

雨の日は基本的に飛ばないというのは安心ですが、やはりその後の反動が怖いですねぇ...(汗)皆さんも雨上がりの蚊には十分をお気をつけて、素敵な夏をお過ごしくださいませ。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。少しでもお役に立ちましたら幸いです。

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