生き物の雑学

鳥が電線に留まっても感電しない理由を簡単に解説するよ!

投稿日:2018年2月27日 更新日:

最近、運動不足が気になってきたので、朝起きたら近所の公園を散歩するようにしています。で、散歩中に電線に留まっている鳥をよく見かけるんですよね。

初めは見かけても何も思わなかったのですが、ある時ふと思ったんです。「何で感電しないの?」って。

 

あまり科学とかには詳しくない私ですが、それでも電線にはとてつもない量の電気が流れていることくらいは知っています。子供が凧を引っ掛けて感電する事故とかありましたからね。

で、そんな超危険な電線に平然と留まっている鳥。

 

 

「自分が今どこに立ってるか分かってるの!?」、そう思ったら居ても立ってもいられず直ぐに調べました汗

というわけで、本日は私が調べた結果をシェアしますね。少し難しい内容かもしれませんが、出来るだけ分かりやすく説明しますので、ぜひ最後までお付き合いいただければと思います!

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鳥が感電しない理由

鳥が感電しない理由は、大きく以下の2つです。

  1. 電線が絶縁体で覆われているから
  2. 鳥は電線よりも電気抵抗が大きいから

 

すでに難しそうな言葉がちらほら見受けられますが、言っていることは簡単ですので安心してくださいね^^;

それでは、順番に見ていきましょう〜

1. 電線が絶縁体で覆われているから

皆さんご存知の通り、電線とは電気を運ぶためのものですよね。私たちの各家庭に電気を届けるために、電線の中は毎日大量の電気が流れています。

 

となると、少しでも効率良く電気を運びたいですよね。そこで電線には銅やアルミニウムなどのとにかく電気を伝えやすい素材が使われています。

 

ただ、そんな素材を剥き出しにしていると、うっかり人が触れてしまったら感電してしまいます。

そこで、銅やアルミニウムの周りを、絶縁体(ぜつえんたい)と呼ばれる電気を一切通さない素材で覆っているんです。鳥は、この絶縁体の上に立っているから感電しないという訳なんですね!

 

ただ、全ての電線が絶縁体で覆われている訳ではありません。中には高圧電線と言って、銅やアルミニウムが剥き出しのものもあります。

では、そういった電線に鳥が留まったら感電してしまうのでしょうか?

 

A.正解は、感電しません。

 

その理由が、次に説明する電気抵抗です。

 

2. 鳥は電線よりも電気抵抗が大きいから

 

では、今度は絶縁体で覆われていない電線に、鳥が留まっている状態を考えてみましょう。

 

 

ここで重要になるのが、電気抵抗です。電気抵抗という言葉は、聞いたことがない方も多いかもしれませんね。これは簡単に言うと、電気の流れにくさです。

つまり、

電気抵抗が小さいほど電気が流れやすく、大きいほど電気が流れにくい

ということになりますね!

 

そして、電気は別れ道があった場合、出来るだけ電気抵抗の小さい方へ行こうとします。私も車を運転していて別れ道があったら、出来るだけ渋滞していない方に行きますからね^^;

 

 

 

では、実際に電気はどのように流れるのでしょうか。

今、鳥が電線の上にいるので、電気には A・B 2つのルートがありますね。

 

このうち、電気がAのルートを通ると鳥は感電してしまいます。

ですが、実際には電気はBのルートを通ります。なぜなら、電線の方が圧倒的に電気抵抗が小さいからです。

 

先ほど、説明した通り電線とは電気を効率良く運ぶために、銀やアルミニウムなどのを素材としています。で、これらの素材は電気抵抗がほぼありません。

 

厳密にはほんの少しあるのですが、比べる対象が鳥だったら全く無いのと同じなんです。なので、電気はBのルートを通るため、鳥は感電しないというわけなんですね!

 

 

他の電線に触れたら感電する?

さて、これまで説明してきたのは、鳥が1本の電線に両足を乗せている状態ですが、もし2本の電線に片足ずつ乗せていた場合、鳥は感電してしまいます。

え?どうして?って思いますよね。

 

それは、電気には電圧の高いところから低いところへ流れるという性質もあるからです。電圧とは、簡単に言いますと電気を流すための圧力です。当然、圧力の高いところから引くところへ流れますよね。

 

で、先ほど場合ですが、鳥の足と電線が触れている2つの点には電圧の差がないんですよね。

 

ですが、

  • 2本の電線に片足ずつ乗せた
  • 飛び立つ時に翼が2本の電線に触れてしまった

などの場合は、そこに電圧の差が生まれて鳥は感電してしまいます。

 

ちなみに、これは私たち人間も同じことが言えます。

1本の電線にぶら下がっているだけならセーフですが(やってることはアウト)、2本の電線にそれぞれ捕まったり、足が電柱に触れたりしたら、即感電します。

 

凧が電線に絡まって感電してしまうのは、糸と自分の体を通して電気が地面へと流れるからなんです。なので、凧揚げをしていて電線に絡まりそうになったら、すぐに手を離しましょう。そうすれば感電を防げます。

 

最後に

いかがでしたでしょうか。鳥が電線に留まっても感電しない理由について解説してきました!

 

最後にもう一度ポイントをまとめますと、

  • 絶縁体に覆われている電線では、そもそも感電することはない
  • 剥き出しの電線であっても、鳥の電気抵抗は電線に比べ非常に大きいので感電しない
  • ただし、鳥が2本の電線にまたがった場合は感電してしまう
  • これらは人間でも同じ

 

ということでしたね!

これからは電線に留まってる鳥を見ても、心配せずに済みそうです^^;

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!少しでもお役に立ちましたら幸いです。

 

この他にも,

生き物に関する素朴な疑問を記事にしてみました!良ければ合わせてご覧下さい^  ^

 

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