郵便局の発送方法の1つに「レターパック」というのがありますよね。
A4サイズ以内なら、全国どこでも一律料金で送れるので、とってもお得なサービスです^ ^
ただ、このレターパックには、
- レターパックライト
- レターパックプラス
の2種類があって、初めて利用される方の中には「違いがいまいち分からない」という方も、きっといらっしゃるかと思います。
実際、私がそうでしたので^^;
ただ、何度も利用している内に、違いをちゃんと理解して上手に使い分けられるようになりました。というわけで、本日は2種類のレターパックの違いを徹底的に解説していこうと思います!
この記事を読めば、違いがスッキリ分かると思いますので、ぜひ最後までお付き合い下さいね♪
違いは5つに分けて考えよう!
『レターパックライト』と『レターパックプラス』の違いは、以下の5つに分けて考えると良いです!
- 厚さ制限の違い
- 料金の違い
- 集荷サービスの有無
- お届け日数の違い
- 受け取り方の違い
この5つの違いを抑えておけば、使い分けるときに迷うことはありません。では、順番に見ていきましょう〜
1. 厚さ制限の違い
レターパックで荷物を送るときは、事前に指定された封筒を郵便局またはコンビニで買う必要があります。
送る荷物は、この封筒に収まるサイズでなくてはいけません。
で、縦横のサイズは長編34cm以内、短辺24.8cm以内、重さは4kg以内とどちらも共通なのですが、厚さの制限に大きな違いがあります!
厚さの制限は以下の通り。
- レターパックライト・・・厚さ3cm以内
- レターパックプラス・・・厚さ制限なし
レターパックライトが厚さ3cm以内なのに対して、レターパックプラスには厚さの制限がありませんね!
なので、厚さが3cmを超える荷物はレターパックライトでは送れないということを覚えておきましょう。
また、レターパックプラスには厚さの制限がないと言っても、どんな厚さのものでも送れるというわけではありません。あまり分厚いものだと封筒が破れてしまいますからね。笑
試しに厚さ6cmのパテックスを詰めてみるとこんな感じです。
まだ、余裕があります。
この後も色々な物を詰めてみましたが、だいたい厚さ10cmが限界かなという感じでした。それ以上詰めると封筒が破けてしまいそうなので...。
ちなみに、長辺34cm以内、短辺24.8cm以内をオーバーするものは、そもそもレターパックで送ることが出来ません。
その場合は、代わりの発送方法として、
- ゆうパック
- 定形外郵便
などがありますよ!
この2つの発送方法に関しては、こちらの記事で詳しく解説していますので、良ければご覧下さい^ ^
というわけで、1つ目の違いは厚さ制限です!
2. 料金の違い
厚さの制限が違うので、当然料金も変わってきます。
それぞれの料金は以下のようになっています。
- レターパックライト・・・360円
- レターパックプラス・・・510円
レターパックの方が厚さに制限がある分、料金が安くなっていますね!
この料金は、距離に関係なく全国一律料金です。遠方に送る場合でも送料が高くなる心配がないのは嬉しいですね♪
また、レターパックは郵便局またはコンビニで売っていますが、どちらで購入しても料金は同じです。
レターパックはコンビニ買えますが、全てのコンビニで売っているわけではありません。
レターパックが売っているコンビニは
- ローソン
- ミニストップ
- サークルK・サンクス
- セイコーマート
- デイリーヤマザキ
の5つです!
セブンイレブンやファミリーマートでは購入できないのでご注意ください。
ということで、2つ目の違いは料金です!
3. 集荷サービスの有無
レターパックを発送するときは、基本的に郵便局またはポストからになります。コンビニからは送れないのでご注意ください!
ただし、郵便局には『集荷』というサービスがあります。
これは、自分で荷物を持っていかなくても、局員さんが回収に来てくれるサービスのことです!
これなら、
- 郵便局やポストが近くにない
- 荷物が重くて持っていくのが大変
という場合にとても助かりますよね^ ^ さらにこの集荷サービス、なんと無料です!
で、この大変便利な集荷サービスですが、利用できるのはレターパックプラスのみです。なので、残念ですがレターパックライトは自分で郵便局またはポストから発送する必要があります...。
集荷サービスの依頼は、電話もしくはネットで出来ます。
電話番号:0800-0800-111(固定電話・携帯電話ともに無料)
ネット:Web集荷サービスのお申し込み
ということで、3つ目の違いは集荷サービスの有無です!
4. お届け日数の違い
荷物を送る上で、届くまでの日数は気になるポイントですよね!
レターパックライトとレターパックプラスでは、お届け日数に微妙な違いがあります。
とりあえず、以下の日本郵便HPの記載を見てください。
「レターパックライト」の送達日数は、おおむね「レターパックプラス」と同様ですが、
配達の状況によりさらに1日ほど日数がかかる場合があります。
つまり、基本的には
- レターパックライト
- レターパックプラス
どちらも同じですが、場合によってはレターパックライトは+1日というわけですね^ ^
では、実際に何日くらいかかるのか気になりますよね。
もちろん、これはお届け先までの距離によって変わるのですが、1つ言えるのは、レターパックは他の発送方法に比べて届くのがとても早いです!
余程の遠方に送らない限り翌日には届きますし、北海道から沖縄に送る場合でも翌々日に届いてしまいます。(※事故や天候などの影響がない限り)
ですので、「とにかく早く届けたい!」という時に、レターパックは便利な発送方法と言えますね^ ^
より正確なお届け日数が知りたい方は、こちらの日本郵便のHPで簡単に検索することができますよ!
ということで、4つ目の違いはお届け日数です!
5. 受け取り方の違い
最後に受け取り方の違いをご説明します!
レターパックライトとレターパックプラスでは受け取り方が異なり、それぞれ以下のようになっています。
- レターパックライト・・・郵便受けに投函
- レターパックプラス・・・対面でお渡し
対面でのお渡しの場合、相手が留守ときは郵便受けに不在票が投函され、後日再配達をお願いすることになります!
対面でのお渡しは、相手に確実に荷物を届けられるメリットがある反面、相手が留守にしがちな場合は、結果として届くの遅くなるというデメリットもありますね^^;
レターパックプラスで送る場合には、事前に相手に対面でお渡しになることを伝えておくと良いかと思います^ ^
ただし!レターパッックライトは基本的に郵便受けに投函ですが、郵便受に入らない場合はレターパックプラスと同様、対面でのお渡しになります。
そして、相手が留守ときは郵便受けに不在票が投函され、こちらも後日再配達をお願いすることになります!
さて、ここまでレターパックライトとレターパックプラスの5つの違いをご説明してきました。
- 厚さ制限の違い
- 料金の違い
- 集荷サービスの有無
- お届け日数の違い
- 受け取り方の違い
次に2つの共通点を確認しておきましょう!実際にレターパックで荷物を送るなら、それぞれに共通するサービスを知っておくことも大切ですよ^ ^
共通点は主に3つ
レターパックライトとレターパックプラスの共通点は幾つかありますが、中でも特に重要なのが以下の3つです。
- 追跡サービスが付いている
- 補償・日時指定サービスがない
- 着払い・代引きができない
それでは順番に見てきましょう〜
1. 追跡サービスが付いている
レターパックはどちらも追跡サービスが利用できます!
追跡とは、発送した荷物がどういう状況にあるのかを調べるサービスです。
- 何日経っても荷物が届かない
- 相手にちゃんと届いたか確認したい
という場合に、便利なサービスです。
配達状況をすぐに調べることができるので、いざという時に安心ですね!
2. 補償・日時指定サービスがない
レターパックには、どちらも補償・日時指定のサービスがありません。
補償サービスとは、配送中に事故で荷物が破損したり、万が一荷物が届かなかった場合などに、損害賠償してくれるサービスのことです。
ですので、
- ガラスや陶磁器などのわれもの
- 精密機械などのこわれもの
- 芸術作品等代替品の入手が困難なもの
などは、レターパックで送るのを控えた方が良いです。
禁止されているわけではありませんが、もしもの事があったら取り返しが付かないですからね...。
そして、日時指定サービスとは、相手に届ける日付や時間帯を指定できるサービスです。
主に、
- 相手が仕事の都合上、夜しか家にいない
- どうしても特定の日に届けたい(サプライズなど)
などの場合に便利なサービスですが、残念ながらレターパックには付いていません...。
というわけで、もし補償・日時指定サービスが必要な場合は、他の発送方法で送る必要があります。
例えば、ゆうパックは補償・日時指定サービスが利用できます!料金はレターパックより高いですが、色々なサービスが付いていますし、届くのもとても早いですよ!
詳しくはこちらの記事で比較しているので、良ければご覧下さい^ ^
3. 着払い・代引きができない
レターパックでは、どちらも着払い・代引きができません。
ですので、着払いもしくは代引きで荷物を送りたい方は、別の発送方法で送る必要があります。
例えば、
- ゆうパック
- ゆうメール
の2つは着払い・代引きどちらも利用可能ですよ!
着払いでの送り方は、以下の記事を参考にしてみて下さい^ ^
ゆうパックの着払いの送り方!3つの手順をどこよりも分かりやすく!
ゆうメールの着払いの送り方!手順をどこよりも分かりやすく解説!
ちなみに着払いと代引きの違いって、皆さんご存知でしたか?
なんとなく、どちらも荷物を受け取るときにお金を払う、というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。少なくとも私はそうでした。笑
この2つの違いは、
- 着払い・・・荷物を受け取る際に送料を支払う
- 代引き・・・荷物を受け取る際に送料、商品代金、代引き手数料を支払う
ということなんです!
これに関しては、こちらの記事で詳しくまとめていますので、良ければご覧ください^ ^
着払いと代引きの違いを解説!メリット・デメリットを知っておこう!
さて、ここまで
- レターパックライト
- レターパックプラス
の違い・共通点について解説してきましたね!
最後にこの2つをどのように使い分けたら良いのか考えてみます^ ^
どう使い分ける?
さて、実際にどう使い分けるかですが、一番のポイントは厚さ3cmというところです。
とりあえず料金だけを考えるなら、厚さ3cm以内の場合はレターパックライト(360円)で送るのが安いですね!
ただし、レターパックプラスは料金が高い分(510円)
- 集荷サービスがある
- レターパックライトよりも届くのが早い場合がある
などのメリットもあります。
ですので、
- 近くにポストがないので集荷サービスを利用したい
- どうしても翌日に届けたい
という場合には、厚さが3cm以内であっても、あえてレターパックプラスで送るのもアリだと思います!
また、レターパックプラスの対面でお渡しというのは、一概にメリットとは言えませんが、相手に確実に届けられる安心がありますよね。
ですので、「郵便受けに投函はちょっと不安...」という方も、レターパックプラスを利用する価値はあると思いますよ^ ^
ご自身が何を優先するかによって、上手く使い分けてみて下さいね♪
ちなみに、とにかく安く送りたいのでしたら、
- ゆうメール
- 定形外郵便
の方が、場合によっては安くなりますよ!
これについては、以下の記事で詳しく比較していますので、宜しければご覧下さい。
ゆうメールとレターパックの違いをどこよりも分かりやすく解説!
最後に
いかがでしたでしょうか!2つのレターパックの違いについて解説してみました。
最後にもう一度要点をまとめますと、
2種類のレターパックはどちらも、長辺34cm以内、短辺24.8cm以内、重さ4kg以内。
ただし、厚さの制限はそれぞれ以下の通り。
- レターパックライト・・・厚さ3cm以内
- レターパックプラス・・・厚さ制限なし
また、料金に関しては、
- レターパックライト・・・360円
- レターパックライト・・・510円
となっていて、厚さの制限がない分、レターパックプラスの方が安い。
ただし、レターパックプラスは料金が高い分
- 集荷サービスを利用できる
- レターパックライトよりも届くのが早い
というメリットがあります。
そして、受け取り方の違いに関しては、
- レターパックライト・・・郵便受けに投函
- レターパックプラス・・・対面でお渡し
ということでしたね!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!少しでもお役に立ちましたら幸いです^ ^